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試験的なイラストぶろぐ
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対魔征伐係.151「雪菜と真妃の緩和計画①」


「・・・本当に邪魔ばかりは得意ね」
「・・・そっちが邪魔したんじゃないの?」
夕闇の森の中。
真妃と雪菜が言い合っている。
(・・・やれやれ・・・)
そんな二人を真司はどうするべきかと眺めていた。
事の発端は今から少し前のことになる。


久しぶりに中村から連絡があった。
ここ最近は人型の災忌ばかりだったので、中村から連絡などは久しくなかった。
だが、まだ少なからず異形の者も居るようで、見つけた、見かけたという話があったとのことだった。
学校も終わり、帰路へ着こうというところだったのだが・・・
その時点で相手は一匹だと言うこと。
既に真妃と葵は現地に向かっていることを中村から聞いた真司。
真妃と葵を過大評価しているわけではなかったが、見くびっているわけでもない。
あの二人ならば余程の者でもない限り、危なくなることすらないだろうと思った真司はこの地区を担当する係の人間として一応様子を見に行く程度の考えだった。
その時点で加勢するなどということは頭に無く、真司が着いている頃には片付いていると思っていた。
中村との電話を切り、単身向かおうとした真司だったが、教室内でまだ雪菜が居た。
一応は仲間として先ほどの旨を伝えると、雪菜はどうしても着いて行くと聞かなかった。
雪菜が居て困ることはないしと言う事で二人で現地へ向かった。
だが、それが間違いだった。


現地の森林へ着くと、大勢の警官が辺りを探し回っていた。
どうやらまだ相手の災忌は見つかっていなかったようだ。
そこに先に来ていた真妃と葵の二人と合流する。
ならばということで、雪菜の探知能力に任せることになった。
流石の雪菜と言うところで、程なくして災忌は見つかった。
そして真司の予想通り、さして危なくなりそうな相手でもなかった。
だが・・・
そこで互いに遠距離戦であり、仲が悪い雪菜と真妃の相性の悪さが露呈された。
連携どころか、互いに足を引っ張り合っていたのだ。
その災忌は倒すことは出来たのだが・・・
二人は当然のように言い合いになってしまった。
・・・そして今に至る訳である。


「・・・どうするかねぇ・・・」
「そうですね・・・」
真妃と雪菜の言い合いを傍観している真司と葵。
ここで恵理佳が居ればここまで揉める事もなかったのだが、生憎と今回はこの場に恵理佳は居ない。
今は何とか真司と葵でこの場を収めるしかない。
「・・・私にいい考えがあります」
「・・・マジで・・・?」
葵のいい考えというのは今までの経緯から余りロクでもない考えでしか無かった記憶がある真司だったが、ここは任せてみることにした。
「日比谷さん、雪菜さん」
「「・・・?」」
不意に名前を呼ばれた雪菜は勿論のこと、隣に居た真司も何事かと葵の方を振り向く。
「もうこんな時間ですし、宜しかったら家で夕飯でも如何ですか?」
「・・・え?」
「なっ・・・!?」
突然の申し出に驚きを隠せない雪菜と真妃。
真司も驚きはしたが、確かにこれならと言う事で、乗ることにした。
「葵さんが良ければ喜んで」
こうして雪菜も真司の説得により同行することになった。
唯一嫌がっていた真妃の反論はやはり何時もの葵の強引なプレーによって無かったことにされた。


・・・・・・


真司としては二回目、雪菜にとっては始めての真妃と葵の家。
それほど待たされるようなこともなく、葵の手料理は完成した。
時間が経過したということもあり、真妃と雪菜の関係は多少は緩和されているように思える。
だが、それでも先ほどの殺伐とした雰囲気から比べればマシになったという程度であり、とても仲が良くなったとは言いがたい。
四人で机を囲み、食事を済ませるがそれでもやはり二人の会話は弾むようなことはなかった。
「・・・お嬢様、先に汗を流していらっしゃっては如何ですか?」
「・・・え?そ、そう・・・?」
葵は食器を片付けながら真妃に話しかける。
九月になっているとは言え、涼しいというわけでもない気温。
激しいとは言えなかったが、実戦をした真妃。
汗を掻いた事は事実なのだろう。
言われて思わずハッとする真妃。
「・・・ちょっと、入ってくるわ」
いそいそと席を立ち、リビングから出て行く。
真司としては特にそんなことも感じなかったのだが、コレは葵の策略なのかもしれない。
本人の居ないところでとりあえず雪菜の意見を聞く・・・などが考えられた。
だが、真司の予想は甘かった。


「雪菜さん」
「・・・ん?」
四人分の食器をキッチンにまで運び終えた葵は今度は雪菜に話しかける。
「雪菜さんはお嬢様と仲良くなりたいと思いますか・・・?」
「・・・それは、まぁ・・・」
雪菜の傍に座ると優しく話しかける葵。
やはり真司の予想は当っていたのだろうか。
真司本人はそう思っていた。
「お嬢様も雪菜さんと仲良くなりたがっていました」
「・・・嘘!?」
(マジで・・・?)
葵の意外な言葉に驚きを隠せない二人。
「嘘ではありません、共に仕事をする仲間として、同じクラスメイトとして仲良くしたいと仰ってました」
「・・・でも、そんな風にはとても・・・」
「お嬢様は恥ずかしがっているだけなんです。本心ではそう思っているんですよ」
「・・・そうだったんだ・・・」
雪菜は葵から真妃の意外な本心を聞かされる。
「はい、なので・・・この機会にお二人には仲良くなってほしいと思いまして・・・今から雪菜さんもお嬢様と一緒に汗を流しては如何でしょうか?」
「・・・え?」
(・・・マジか・・・)
葵の連続して驚かされる提案にやはり驚きを隠せない二人。
「昔から裸の付き合いというものがありますし・・・是非」
「・・・ん~・・・分かった、今から入ってくるわ!」
元々人付き合いや、友達を作ることが好きな雪菜はやはりああ言われてしまってはその気にならずには居られなかったようだった。
元気の答えるとその場を立ち上がり、リビングを出ようとする。
「あ、タオルはこれを使ってください」
言いつつ葵は箪笥からタオルを取り出すと雪菜へ手渡す。
「ありがとー、それじゃいってきまーす」
「はい」
雪菜は元気にそう言ってリビングから出て行った。


「・・・葵さん」
「はい?」
葵と二人きりになった真司にはどうしても気になることがあった。
「さっきの真妃の言葉だけど・・・アレって・・・」
「はい、嘘も方便と言いますし・・・」
「・・・やっぱりか・・・」
笑顔でそう答える葵を見て、この人だけは敵に回さないようにしようと心に決める真司だった。


・・・


身体も洗い終わり、髪の毛を洗い始めようか・・・そう思ったときだった。
「やっほーい」
「・・・はっ!?」
突然背中の浴室の扉が勢いよく開くと、知った声が聞こえた。
シャワーの音の所為で全く気がつかなかった真妃。
「ちょ、アンタ何してるのよ!?」
「まぁ・・・なんて言うか、裸の付き合いっていうの?」
思わず一糸纏わぬ体を慌てて隠す真妃。
一方の雪菜は葵から模造された情報を教えられているため、笑顔で余裕を持って対応する。
「馬鹿じゃないの?早く出て行ってよ・・・」
「んふぅ~、もう、照れなくてもいいから!」
そういうと笑顔で後ろから真妃に抱きつく雪菜。
狭い浴室ではロクに動くことも出来ずに抵抗することが難しい。
「へぇ~・・・真妃って意外とあるんだね~?」
「ば、馬鹿なことを・・・!」
後ろから抱きつきつつもその手を真妃の胸にまで回すとその大きさに素直な感想を漏らす雪菜。
「私よりもあるのかなぁ・・・手、どけてどけて」
「ちょっと、何なのよ、いきなり・・・!」
自分よりもあるかもしれないバストサイズに興味を持った雪菜は確かめるために自らの手で計測を始める。
「んー・・・やっぱりあるかなぁ・・・?」
「だから!触らないでよッ!」


1p576.jpg


思わずふにふにと張りのある胸を軽く揉むようにして計測する雪菜。
嫌がる真妃だが、狭い浴室では思うように抵抗が出来ない。
何とか浴室から雪菜を追い出そうとする真妃だったが、雪菜が勘違いしている所為もあり結局は最後まで二人で入ることになってしまうのだった。

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シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
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・けいおんは澪。


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