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試験的なイラストぶろぐ
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対魔征伐係.57「腕試し③」


「さって・・・予想通り私の完全勝利だったし~」
「・・・まさか・・・」
郁に完敗した三人はもと来た森の獣道を戻りながらこれからの予定について話し合っていた。
郁の待ってましたと言わんばかりの切り口に真司は嫌な予感をヒシヒシと感じる。
「恵理佳は模擬戦闘初めてだから教えておくけど、リスクがあったほうが真剣になれるってことで何時も真司とやっているときは負けた方がその後に食事を奢ることになっているわけよ」
「・・・そうなんですか・・・」
郁の話に耳を傾けて納得している様子の恵理佳。
「・・・ということで・・・今からアンタ達の割り勘で食事をしに行くわよ~!」
「わ~い!」
「・・・何で雪菜まで喜んでいるんだ・・・」
確かに運動をして、汗も掻いたので休憩がてらに食事というのも悪くは無い。
だが、どうにもこれが郁の目的だったような気がしてならない真司だった。
そんな一人浮かない顔をしている真司を連れて神社へ戻ると、住職に挨拶を済ませ、郁の車で帰路へ着く。


・・・・・・


「・・・で、結局ここかよ・・・」
「どうせ帰り道なんだし、下手な店に当るよりはマシでしょう?」
「そりゃそうだが・・・」
一向は真司のバイト先でもあるファミレスへとやってきていた。
何時も郁との模擬戦闘で負けると奢らされにやってきている意味でも馴染みの深い店だ。
相変わらず一人だけ渋い顔をしている真司を最後尾に一向は店内へと進んでいく。
「いらっしゃい・・・って、先生?」
「あら、そういえば綾瀬さんもここでアルバイトしていたんだっけ?」
「はい」
一行を出迎えたのはファミレスの制服に身を包んだ綾音だった。
店内は昼食時間を終え、夕食時間までの小休憩時間と言った具合で客足も一端は引いているようだった。
「やっほーい」
「こんにちわ」
雪菜と恵理佳も綾音にきちんと挨拶をする。
「雪菜さんに高嶺さん・・・日比谷クンまで?」
「・・・邪魔するわ」
休日に教師一人と生徒三人と言う図式は珍しいのか、驚きの顔を隠せない綾音。
「お・・・郁先生~どうしたんですか?」
「青砥もここだったわね~、ちょっとこの三人と遊びに行ってたのよ」
店の奥から声を聞きつけたのか、凌空まで入り口付近に居座っていた一行の下へやってきた。
(・・・よく言うぜ・・・)
凌空の質問に何の躊躇も迷いもなく即答する郁。
綾音も完全に信じているようだ。
「えぇ~!?マジですか!!?俺も行きたかった・・・」
凌空は見るからにがっくりと肩を落としている。
(・・・お前の場合は師匠とだけ・・・だろう・・・)
その分かりやすい凌空のリアクションを呆れ顔で眺めている真司。
「なら今度行くときは青砥も誘ってあげるわよ」
「ほ、本当ですか!?」
最下位から一気に最上位にまでギアが入る凌空。
とても分かりやすい。
「何時でもいいからメアド教えて頂戴」
「は、はい!今すぐに!!」
まるで宝くじが当ったかのような喜びようで急いで店の奥へと消えていった。
恐らくメモ用紙でも取りに行ったのだろう。
「綾瀬さんもその時はどう?」
「え、えぇ・・・都合が良ければ・・・」
(・・・凌空・・・頑張れ・・・)
この時点で完全に郁は凌空にその気はないことが確定していた。
元から分かってはいたことなのだが。
「それじゃ、綾瀬さんも連絡先頂戴ね」
「分かりました。では、ご案内しますね」
何時までも続きそうだった入り口付近での立ち話は綾音のおかげでいい加減終わりを迎えることが出来た。
(・・・この面子で更に委員長に凌空もか・・・疲れそうだな・・・)
楽しいことにはなりそうだったが、それ以上にとても疲れそうな面子だった。


・・・・・・


「ん~・・・美味しいわぁ~♪」
「夏はアイスよねぇ~♪」
一行はそれぞれオーダーしたモノを各自堪能していた。
郁は何時ものようにバケツサイズのジャンボパフェ。
雪菜もまた何時ものようにアイスクリーム。
食事と言うよりもおやつの時間と言う方が正しい光景だった。
「・・・食事じゃなかったのか・・・」
「何言ってるのよ、立派な食事じゃない?」
「おいすぃ~♪」
真司の呟きにたいして対面に座っている二人は食べながら応える。
一人は完全に食べることに夢中になっているが。
「折角の奢りなんだし、今日はたっぷりと食べるわよ~♪」
「・・・好きにしてくれ・・・」
何時もは完全に真司の自腹だったが、今回は割り勘なので若干負担は軽い。
「・・・兄さんは珈琲だけでいいの?」
「・・・あんなの目の前で見せられて食欲なんか沸くわけないだろ・・・?」
目の前で見るからに甘い物を凄まじい勢いで食べ進めていく二人。
こうしてみると姉妹のように見えなくも無い。
初めて会ったときの険悪さは今では微塵も感じられない。
そんな二人の食いっぷりを見ているだけでお腹いっぱいになる。
「・・・そ、そうよね・・・」
「・・・」


1p466.jpg


言いつつ恵理佳の方に目をやる。
アイスティーにしっかりとケーキも頼んでいる。
それも早いペースで消化しており、お代わりペースだ。
「・・・ほら、疲れたときは甘いものがいいって・・・」
「・・・まぁ、いいから好きなだけ食えって・・・」
目の前の二人に比べれば可愛いものだが、食事ではなくスィーツに走る辺り、やはり女の子ということなのかもしれない。
結局この食事ではドリンクバーしか頼んでいない真司は本来の何倍もの出費をする羽目になったのだった。

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シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
・アイマスでは千早一筋。
・けいおんは澪。


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