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東方夢幻能RE/第20話「真司と幽香①」


・・・柄を描き忘れた・・・(´ω`;)


-紅魔館・正門前-


「…あっちぃな…」


夏の日差しが照りつける中、顔から滴る汗を拭いながらぼやく真司。


「少し、休憩にしましょうか?」
「そうだなぁ…」


真司とは違い、全く疲れた様子もない美鈴の気遣いで一息つくことになった。


今日も今日とて日課となりつつある、美鈴との手合わせで汗を流していた真司。
相変わらず普通に手合わせをしては全く歯が立たなかったが、徐々にだが、確実に上達はしていた。
そして真司は美鈴に全く適わないことで悔しがっていたが…
そもそもとして、人間と妖怪とで身体能力で張り合おうと言うことが間違いであるということを忘れていた。
既に同じ人間の中では割と出来る部類に入る域にまで達しようとしていたのだった。
…その同じ人間というのが周りには余り居ないのだが。


美鈴と木陰にでも入って休もうかとしていた矢先のことだった。
こちらに向かってくる気配を上空に察した二人。


上空からという時点で警戒すべき気配だった。


「…誰だ?」


上空から急ぐことなく、ゆっくりと二人の前に降りてきたのは一人の少女だった。
手には日傘だろうか、傘を持っている。
綺麗な目に優しい緑色の髪をしていた。


「こんにちわ」


少女は綺麗に着地すると、軽い会釈をしながら挨拶をしてきた。


「…はぁ、どうも…」
「…あんたは…!」


暢気に挨拶をした真司の傍で美鈴が声を荒げた。
何時もの美鈴から、臨戦態勢の門番のそれへと瞬間的に変わった。
その美鈴の変わりように事態が飲み込めない真司。
美鈴の反応を見る限り、目の前の少女は知った顔のようである。
そして、余り宜しくない関係のようでもあった。


どういうことかと整理しようとしていた、その刹那。


「貴方ごときにアンタ呼ばわりされる覚えはなくてよ?」
「くぅ…」






気がつけば美鈴は少女によって地に伏せられていた。
考え事をしていたとはいえ、少女から目を離したわけではない。
だが、真司が見えたのは身構えていた美鈴に少女が近づこうと動いたところまでだった。
次の瞬間には目の前の状況になっていた。
真司には少女が美鈴に何をしたのかすら目で追えていなかった。


「・・・」
「そんなに警戒しなくてもいいのに」


緊張感を持って身構える真司に笑顔で話しかけてくる少女。


だが、いきなりやってきて門番である美鈴を一蹴した相手を警戒するなという方が無理な話だった。


「あ、自己紹介が遅れちゃったけど…私は風見幽香って言うの、宜しくね」
「…何のようだ?」


敵意などまるで感じさせない様子で自己紹介までしてくる相手、幽香に未だに警戒心全開で対応する真司。
敵意も殺意も感じない。
それどころか、とてもフレンドリーな相手のようにも思える。
だが…
真司は警戒を止めなかった。
それは最早理屈などではなく、本能的なものと言えた。
先ほどの動きから言っても、幽香がその気になれば真司は気がつくことなく永眠できるだろう。
そんな相手を前にしては警戒を解くわけにはいかなかった。


「用件は…貴方なんだけど…」
「何…ッ…!?」


幽香がそう呟いた瞬間。
真司の足元から何本かの緑色の蔦が生えてきた。
その蔦は瞬く間に真司の四肢を拘束した。


「ぐ…ッ」
「折角ここまで来たついでに館の全員と遊ぼうと思っていたけど…」


植物の蔦と思われるモノはいくら真司が力んでも一向に千切れる様子も解ける様子も無かった。
そんな、全く見動きの取れない真司に幽香はゆっくりと近づいてくる。


「こうなっちゃったし…今回は用件だけ済ませて帰ることにしましょうか」
「何を…!?」


言うが早いか、幽香は真司を絡め取っていた蔦の先端を持つと、そのまま空へと飛び上がった。
真司は逆さづりで宙ぶらりんにされながら幽香に連れ去られてしまったのだった。


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シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
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