はぢめてのCG集DLサイト様で発売中ですよ(゚∀゚)
【東方CG集(紅魔館編)】
◇お仕事・依頼募集中◇
絵・イラストのお仕事、依頼を随時募集中です。
もしもあればお気軽にメール、メッセなどでお声掛けください。
その他、アイマス、東方、ボカロ、etc…などで企画、1枚絵、挿絵などで描いて欲しいという方が居れば、またはゲスト依頼なんかも上記と同じようにお気軽にご連絡ください。
お待ちしております~(´ω`)
この度、スティッカムに登録をしました。
イラスト製作過程などを配信していきたいと思いますので、宜しかったらお気軽にお越しください(゚∀゚)
⇒
スティッカムマイページ
今更ですが、ピクシブのマイページもおまけにリンク先を明記しておきます。
⇒
pixvマイページ
今までうpしてきたアイマス動画、ニコ動へうpしてきた投稿動画は、コチラのページに公開投稿動画として纏めてありますのでどうぞ~(゚∀゚)
◆アイマス動画、ニコ動公開投稿動画ページへ◆
◇現在→アイマス動画10作品、オリジナル動画8作品。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
広い神殿内に銃声が鳴り響いた。
真妃と葵の放った銃弾は容赦なく地上神へと浴びせられる。
全身に銃弾を浴びるも、ダメージを受けたような素振りはなく、銃弾を受けた衝撃で多少よろける程度だった。
そんな僅かなよろけの隙に雪菜が間髪入れずに相手を氷結させる。
だが、そんな凍結も瞬時に凍解、打ち砕かれてしまう。
辺りに勢いよく砕け散った氷の破片が飛び散る中・・・前衛組みの四人が飛び掛る。
郁と遥香の打撃は紅蓮の眼のおかげでクリーンヒットさせることが出来る。
相変わらず痛がるような顔すらしない女を、打撃の衝撃で大きくよろけさせたところに真司と閑流が斬り込む。
二人の斬撃は防がれること無く女の身体に浴びせれる。
だが・・・その刃は女の皮膚で止まっており、切り落とすことはなかった。
斬った箇所に僅かながら切り傷が出来るが、瞬時に再生してしまう。
一瞬だけ切り傷のようなものが見えた。と言うのが正しい表現だった。
「くそ・・・!・・・っとぉ!?」
まるで分厚い金属を切ろうとしているかのように進まない刃に力を込める真司だが・・・
目の前の女から瞬間、圧迫感を感じたと思ったその時には全身に強い衝撃を受けていた。
巨漢から思い切り体当たりでも食らったような衝撃を受けて大きく吹き飛ばされる。
女は特に手を振り上げもしなかったのだが・・・周囲に強烈な衝撃波を発生させたのだった。
白兵戦の距離に居た四人はその衝撃で思い切り後方へと吹き飛ばされる。
特に、体重の軽い閑流はその吹き飛ばされる速度もまた早く、着地も困難な態勢だった。
壁にでも激突すれば打ち所が悪ければ致命傷になりかねない。
「・・・ッ」
瞬間的に何とか体勢を立て直そうとするも、強烈な勢いで吹き飛ばされているベクトルは変更できず、神殿の壁へと向かっていた。
ぶつかりそうになったその時・・・
「・・・あ、ありがとうございます・・・」
「・・・どういたしまして」
紅蓮の眼で直前に防御行動を取っていた遥香が先回りして閑流をしっかりと受け止めていた。
「ぐふ・・・」
そんな閑流とは対照的に真司は普通に壁にぶつかって転がっていた。
「しっかりしなさいな」
「・・・可愛い弟子を放置プレイかよ・・・」
遥香と同じく事前に防御行動を取っていた郁だが、真司を受け止めることは無かった。
体重も有り、速度も出なかった上に頑丈だと言うことで放置したのだろう、そう思うことにした。
「大丈夫、兄さん・・・?」
「・・・痛ぅ・・・それより、ちゃんとタイミングは計れたか?」
「うん、みんなのおかげで」
「上出来だ」
駆け寄ってきた恵理佳に起き上がりながら確認を取る真司。
最初は極々普通に戦闘を繰り広げていた真司たち。
だが、やはり神様というだけあって、その力は圧倒的だった。
どれだけ攻撃を加えても瞬時に再生してしまう。
更には相手の攻撃手段は特に打撃や術などと言うものではなかった。
先ほどのようなノーモーションでの衝撃波やネクシブ、雪菜のように座標軸への炎、冷気での攻撃など・・・
どれも相手そのものは動くことは無く、遊んでいるように見えるものばかりだったのだ。
おかげで今もこうして皆無事なのだが・・・勝ち目と言う言葉とは縁遠い状況だった。
そこで真司は皆に提案をした。
甚平戦と同じく結界術に頼る戦法である。
メンバーの中で最も結界術が得意な恵理佳が中心となる戦法だったが・・・
問題はそのタイミングである。
未だに動いたことのない相手故にその俊敏性は未知数だった。
そこで真司達は連携を組んで攻撃を仕掛け、結界術を行使するタイミングを恵理佳に計らせたのだった。
「よし・・・そんじゃ・・・もういっちょ行くぜ!」
真司の掛け声で再び後衛、前衛で連携を組みながら攻め立てる。
「・・・同じことを繰り返しても意味はいというのに」
地上神、女は全身に銃弾を浴びながら深い溜息を吐く。
先ほどと同じく、後衛の作った隙に前衛が殴りかかる。
そしてやはり先ほどと同じように女がモーションこそないものの、身体に力を込めた。
「くっ・・・掛かったな・・・!」
再び吹き飛ばされる真司だったが、その目に映った光景を見て笑みを浮かべていた。
衝撃波を発生させた女は既に淡い光に囲まれ始めていた。
僅かながらに力を込め、神経を集中させたその一瞬の隙が命取りだったのだ。
今度は何とか接地し、急いで女の方を振り返る真司。
「・・・何・・・!?」
真司が見たその先、結界は出来ていたが・・・その中に女の姿はなく、ものけの空だった。
「恵理佳!後ろよ!」
「・・・え?」
郁の声が響く。
瞬間的に後方の気配に気づいた恵理佳は反射に近い動きで後方の気配へ蹴りを入れつつそれを足場に前へと跳ぶ。
「・・・残念」
恵理佳の立っていた床は大きく陥没していた。
地上神の片腕は眷属のあの異形な腕のように変形していたのだ。
その腕で思い切り床を叩き伏せていた女は少しも残念そうではない様子でそう呟いた。
「この・・・!」
その出現地点を既に分かっていた郁と遥香が同時に女へと攻撃を仕掛けようとするが・・・
「ふふ・・・」
その矢先、女の姿はその場から消えた。
そして・・・
「・・・ッ!!?」
辺りを見回していた真司は後方に気配を感じる。
振り向きながらも瞬間的に迫ってきていた相手の腕を刀で防ぐ。
だが、振り向きざまという姿勢が悪かったおかげで防ぎきれず後方へと弾き飛ばされる。
「くそ・・・ッ、また消え・・・」
「真司!」
何とか体勢を立て直した真司の耳に真妃の声が入った刹那、後方で破裂音がした。
慌てて振り向きながらも前へと跳ぶと、攻撃をしようと腕を振り上げていた姿で女は腕と頭を撃ちぬかれていた。
「結界術・・・忌まわしい術ね」
「・・・やれやれだな・・・」
次の瞬間には気がつくと女は元の場所、椅子の前へと戻っていた。
思わず苦笑せずに居られなかった真司。
「瞬間再生に瞬間移動かよ・・・神様は伊達じゃないって感じだな」
どれだけ攻撃を当ててもまるで効果がない上に、瞬間移動まで使われては手の打ちようがいよいよなくなってしまう。
流石は神様と言わざるを得ない状況だった。
「・・・だけど、さっき移動したって言う事は・・・」
「・・・まぁ、そういうことだな」
恵理佳は希望の言葉を言おうとしたが、真司はそれを察して答える。
今まではロクに防ごうともしなかった相手が先ほどはわざわざ移動したのである。
甚平の時と同じく・・・何とか出来る可能性があるとすれば結界術を置いて他にはないと再認識した。
「・・・そうは言っても瞬間移動が出来る相手をどうやって捕まえる気?」
「・・・そうだなぁ・・・まぁ・・・一か八かってやつで・・・」
郁の当然の質問に真司は何時ものように苦笑いしながらも笑顔で答えた。
甚平戦と同じく、こちらは消耗するが相手にその気配は無い。
長期戦になればなるだけ勝機は薄くなる。
皆が全力で動ける短期決戦で決める必要があったのだ。
そうは言っても相手は神様。
真っ向勝負では勝ち目はないと認めたくはないが、それが事実だった。
だが、唯一の残された可能性である結界術に掛けるべく、真司達は行動を再開させる。
おー
やっと時間ができてまとめ読みしたら、もう終盤ですか。
楽しみにしてまっす。
#天上神、地上神ときいて『ガーディアンヒーローズ』
#を思い出してしまった。。。
【2007/11/11 01:29】
URL | Baaa #-[
編集]
もう終盤なのです・・・(´ω`)
ガーヒーと思った貴方は正しい(゜∀゜)b
あれはSS屈指の良ゲー(´ω`)
【2007/11/11 22:05】
URL | シンヤ #-[
編集]
|
copyright © 2005 試験的なイラストぶろぐ all rights reserved.
Powered by
FC2ブログ.