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【東方CG集(紅魔館編)】
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(・・・そうか・・・家には閑流が居るんだったな・・・)
放課後、図書室の前。
これから霧月に会う前にふと思うことがあった。
(・・・流石にそうなると家では・・・しかし、霧月ちゃんは確か実家だった筈だしな・・・)
今までは基本的に家でしていたのだが、今は家に閑流が同居している。
その現状で霧月を家に招待し・・・というのは余り宜しい考えとは言えなかった。
(・・・となると・・・ホテルか・・・いや、しかし・・・流石に制服ってのは不味いな・・・)
お互いの家が難しいとなると自然と残る選択肢はひとつしかなくなってしまう。
だが、学校の制服を着たままホテルへ行くのは色々と危険である。
(・・・まぁ・・・別に週末まで我慢すればいいだけだよな・・・)
週末まで待てば私服で自然に会えるのでそれならば問題はない。
「・・・はぁ・・・我慢するか・・・」
「・・・何をですか?」
「うぉぅッ!!?」
「・・・こんなところで何を考え込んでいたんですか?」
自分に言い聞かせるように呟いた言葉は後ろから来た霧月に聞こえていたようだ。
怪訝な表情をされる。
「い、いや・・・何でもないんだが・・・霧月ちゃんはまだ図書室に入ってなかったのか・・・」
「いえ、少し本の移動をしていたんです」
見ると霧月は胸の前に数冊の本を抱えている。
他の教室から図書室へ移動させる本だろうか。
「・・・そう、かー・・・」
「・・・それで、何を我慢してるんですか・・・?」
「・・・」
「・・・」
どう見ても霧月の目は自分が関係しているんじゃないかという疑いの目だった。
いや、真司が勝手にそう思っているだけなのかも知れないが、どのみちこのまま誤魔化し続けられる自信が無かった。
それならばいっそのこと正直に話せば霧月ならば何か良い案を考えてくれるかもしれない。
そう考えた真司は霧月に家のこと、閑流との同居のことを話したのだった。
・・・・・・
「・・・なるほど、そういうことですか・・・」
「・・・まぁ、そういうわけでな・・・この分だと週末くらいしか・・・」
話の内容も内容だったため、何時もの個室へ移動し、相談をする二人。
「・・・私は前のように人目に付くようなところでなければ特には・・・」
「・・・人目にっても・・・ここだって余り人目には・・・」
霧月の言わんとすることを理解した真司は以前に霧月とこの個室でしたことを思い出しながら話す。
「・・・ここは、人目にはつかなくても・・・声が、聞こえてしまいますし・・・」
「・・・あぁ・・・それは・・・確かに」
霧月もあの時のことを思い出しているのか、妙に気恥ずかしそうな顔になる。
そんな霧月の言う事は最もだった。
確かに視線は気にすることは無いが、特別防音でもないこの個室。
壁一枚隔てた隣の部屋、図書室では普通に学生たちが行き来している。
視線の問題はなくとも、音の問題が非常にあった。
「・・・それなら、人目にもつかず、ある程度音も大丈夫なところなら・・・?」
「・・・はい、それなら私は・・・」
流石に霧月も言葉全てを言う事は出来ず、途中で途切れてしまう。
だがコレで事実上の了承を得た真司は霧月をある場所へと連れ出すことにした。
・・・・・・
学校近くの噴水のある緑豊かな公園。
特に遊具なども無く、噴水とベンチがある程度の公園というよりは憩いの場と言う方が正しい場所。
だが、そのおかげでお子様などは居らず、居るのは学校帰りのカップルや散歩を楽しむお年寄りなどが殆どだった。
そんなこの公園を使うメインの人達も九月も終わりが近づく夕暮れの時間帯になると、人影は殆どなくなっていた。
稀にあったとしても噴水周りか遊歩道上である。
緑豊かなことが幸いし、遊歩道から外れた茂みへと少し入ると殆ど人目にはつかなくなってしまう。
それが公園の端の方にもなれば尚更である。
中央の噴水周り以外は特に見るようなものもわざわざ向かうようなところも無いため、人が来ないような場所というのがある。
そこに二人は居た。
「・・・先輩、これはある意味校内よりも・・・」
「いやいや、あそこよりは視界も声も少しは気にしなくてもいいぞ?」
「・・・確かに少しは・・・そうかもしれませんが・・・」
木陰に隠れるような形になり、木に押し付けるようにして霧月を正面から軽く抱きしめている真司。
「それに実際は人目なんて殆ど気にしなくてもいいところだが・・・外でするのは全然感じが違うものだしな」
「・・・それは・・・確かにそう思います・・・」
周りは木々だらけで実際は人の気配もせず、心配はさほど要らないような場所ではあるのだが・・・
外での行為というのはそれだけで興奮の度合いが増すのだった。
そんな独特の雰囲気の中、言葉巧みに霧月を説得しつつ、しっかりとすることは行っていく。
「んじゃ・・・そこの木に手を付いて」
「・・・本当に、こんな外で・・・するんですか・・・?」
基本的には肝は据わっていると感じる霧月だが、流石に不安そうな表情をしていた。
だが、そこは従順な性格の霧月。
大人しく目の前の木に両手をつく。
「ここまでしておいて、本番をしないなんて男のすることじゃないぜ?」
「・・・それは男女ではなく、先輩がえっちなだけでは・・・」
霧月からするどい指摘をされてしまったが、その先の言葉は挿入と同時にキャンセルされてしまった。
こうして無事に最後まですることが出来た真司だったが、やはり外での行為は余り好評ではなかった。
仕方が無いので家に帰ったら閑流に家に居る時間などをそれとなく聞いておこうと思ったのだった。
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