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【東方CG集(紅魔館編)】
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足取り軽く霧月を連れて自分の部屋まで帰ってきた真司。
とりえあずは休憩もそこそこに軽く汗だけ流して準備を済ませる。
いっそのこと、風呂場でとも思った真司だったが、前回場所を考えようと反省したばかりなので今回は自粛することにした。
何時ものようにベッドに腰掛けていると、霧月の方から切り出してきた。
「･･･今回は、眼鏡･･･外しますか？」
「お･･･いいのか？」
流石に何度も眼鏡眼鏡と言うほどフェチでも無かった真司にとっては嬉しい申し出だった。
だがそれが、明らかに少し前の学校でのあの言動を気にしての霧月の気遣いだということは真司にも分かっていた。
「はい、少しだけぼやけてしまいますが･･･」
「･･･まぁ、霧月ちゃんがいいなら･･･是非」
「はい」
霧月の気持ちも考え、無理強いはしないように接する。
そんな真司の気持ちも察してか、霧月は僅かに笑みを浮かべながら眼鏡に手を掛け、机の上に置いた。
こうして言わずもがなで雰囲気は出来上がり、何時でも行動に移せる感じになった。
「･･･ぼやけて見えるなら、俺が脱がそうか？」
「え･･･い、いえ･･･そこまで見えないわけでは･･･」
思いがけない真司からの申し出に戸惑う霧月だったが･･･
「いやいや、俺の我侭を聞いてもらったんだし、気にするなって」
「いえ、その･･･そういう訳では･･･」
半ば強引に真司の手によってシャツ、スカートと脱がされていく。
最初こそ抵抗していた霧月だったが、無駄だと察しているのか、嫌いではないのか、抵抗することをすぐに止めてしまう。
こうして今回の口火が切られたのだった。
･･････
「･･･あの、せ、先輩･･･？」
「･･･ん？」
それからしばらく･･･下準備も程ほどにそろそろ･･･そんな時、霧月から珍しく声を掛けられた。
「やっぱり･･･その、先輩の顔がちゃんと見えないというのは･･･」
「･･･あぁ･･･なるほどな･･･」
何時にも増して弱々しく発する霧月の言葉の意味をすぐに理解した真司。
だが、真司としては折角の機会なので、このまま続けたいと思っていた。
そこで少し頭を捻る。
「･･･なら･･･俺に考えがある」
「･･･？」
何かを思いついたような真司に不思議そうな顔で返事をする霧月。
「ちょ、ちょっと待ってください･･･！」
「･･･ん？」
霧月は腰を折るようにして身体を丸めるような形にさせられていた。
確かにこの体位ならば真司の顔はすぐ目の前にあり、幾ら眼鏡を外している霧月と言えどぼやけるようなことはない。
だが･･･それ以前に今の体位が霧月にとってはとても恥ずかしいものだった。
「こんな･･･格好は･･･」
「ちゃんと見えるだろ？顔以外にも色々と」
言いつつ真司は目配せで霧月と繋がっている部分を指す。
そんな真司の目線をしっかりと追った霧月はしっかりと繋がっている結合部分を初めて自分の目で確認した。
「･･･そ、それは･･･」
「あぁ･･･でも、眼鏡がないからぼやけてしか見えないのか･･･？」
言いつつ一人で納得した様子の真司は腰をゆっくりと動かし始めた。
「そうです･･･んッ、けど･･･格好が･･･」
「コレならちゃんと見えるんだし、我慢我慢」
予想通りに恥ずかしさで頬を染める霧月を見ながら真司はそのままの体位でコトを続けて行ったのだった。
そうしてコトが終わり、その後･･･微妙に不機嫌そうな霧月にもう二度と眼鏡は外さないと言われてしまい、自業自得で凹む真司だった。
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