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【東方CG集(紅魔館編)】
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「・・・あっついなぁ・・・」
夏の日差しの下、不機嫌そうに文句を口に出す陽那。
「・・・いい加減諦めたら?」
そんな陽那の隣に座っていた霧月が呆れ顔で嗜める。
今日の体育の授業は本当ならば水泳の授業だった。
だが、他所のクラスの手違いでプール使用が被ってしまった。
本来ならば恵理佳たちのクラスが使用できる筈なのだが・・・
この時期はプールと体育館、グラウンドと三箇所を使って体育を進めて行く。
恵理佳たちのクラスの担任、郁も何度かミスを犯していた。
只でさえ体育の割合が多い時間割。
この時期に被ってしまうのは恒例のようで、そんな時は教師の間で話し合いをし、どちらが使うか決めるようだ。
そして、結果的に今日の体育は水泳からグラウンドを使う内容へと変更されてしまったのだった。
「それじゃあ・・・今日の授業だけど・・・」
ほどなくすると、郁が皆の前へやってきた。
皆もそれぞれ立ち上がり、授業開始の準備をする。
「正直ねぇ・・・本当は水泳だったから・・・何も考えてないのよね~」
笑いながらあっけらかんと言い放つ郁。
それを聞いた生徒たちはそれぞれにやりたいことを口にする。
「んー・・・今日は運動なら何してもいいわ。男子と女子で分かれて決めて頂戴」
どうやら郁自身も水泳ではなくなったことでやる気は多少なりとも削がれている様で、投げやり気味だ。
「さて・・・女子は何をしようかしら?」
男子は勝手に集まって皆で大声で何をするか決めている。
決まってこのような場合、男子は先にあっさり決めてしまうものだ。
郁の問いかけに女子の皆は口々に色々意見を言っているが、イマイチまとまる様子はない。
「・・・じゃあ、ソフトボールでもしましょうか」
郁は何となしに呟く。
当然のように皆の間から疑問や不満、賛成の声が漏れる。
「何でかって言うと・・・昨日テレビで見たから」
とても分かりやすい解答だった。
不満があるものも居たが、このままだらだら話し合っていても埒が明かないこともまた事実。
そう思ったのか、皆は賛成の方向へと動いていった。
「さて・・・それじゃあ・・・チーム分けだけど・・・」
問題はチーム分けである。
ここで時間を食っていてはあっという間に一時間など過ぎてしまう。
「先生!チームは私と恵理佳で欲しい選手を交互に引き抜いていく方法がいいと思います!」
陽那が勢い良く挙手すると、元気良く発言した。
「ん、そうね。それじゃあその方法で編成して頂戴」
郁もこの案を快諾した。
このクラスではトップを争う運動の出来る生徒は恵理佳と陽那の二人である。
どちらも男子にすら勝るとも劣らない。
そのことは他の生徒たちも分かっているようで、この案には反対や不満を漏らすものは居なかった。
「ふ・・・今日は久しぶりに勝負ね!」
「・・・そう、ね・・・」
俄然テンションの上がった陽那は思い切り恵理佳と指差す。
指まで指されてしまっては答えないわけにはいかなかったので、とりあえず、返事はしておいた恵理佳。
陽那の言うとおり、夏休みの間はずっと休みだったので、こうしてスポーツで競い合いのも久しぶりのことだった。
このような形になって、恵理佳自身も楽しくなってはいるのだが、如何せん陽那のハイテンションぶりには気後れしてしまっていた。
・・・・・・
そして・・・無事にチームも分かれ、いよいよ試合が始まった。
編成方法が良かったのか、どちらも拮抗したいい勝負をしている。
そして遂に陽那の願っていた場面が訪れる。
投手恵理佳、打つ側が陽那。
恵理佳は特別腕力があるわけではなかったが、それでも他の女子よりは良い玉を投げられる。
だが、陽那も運動神経は負けず劣らずである。
この勝負ではどちらにも優劣はない。
「ふふん・・・校舎の裏までかっ飛ばすわよ!」
どこぞの海外メジャー選手のような素振りをし、構える陽那。
何時もの調子の陽那だが、その目は真剣勝負の真面目なものだ。
恵理佳もそれに答えるべく、配球を考え、最善を尽くす。
・・・・・・
「・・・あぁー・・・納得行かない・・・」
体育の授業の帰り。
汗だくになった身体をタオルで拭いている陽那。
隣には霧月と恵理佳が居る。
結局、勝負は陽那のチームが勝った。
だが、個人戦績では陽那と恵理佳はおおよそ五分五分だ。
どちらも打たれ、打っている。
「でも、勝負は陽那のチームが勝ったんだし・・・」
何とか納得させようと敗者の恵理佳が声をかけるが・・・
「んー・・・イマイチ納得出来ない!昼休みに決着つけるしかないわ!」
「・・・決着って・・・」
「・・・頑張って」
何やら思いついたようで不審なことを声高らかに宣言する陽那。
そんな言葉を聞いて不安になる恵理佳と、その身を案じて呆れながらも声をかける霧月だった。
あれ?キャッチャーもしかして、ら●●●たの人じゃ……
【2007/06/27 23:36】
URL | 月影 夜葬 #sFkuDBeA[
編集]
○きす○の人ですね(´ω`)
いえ、似ているだけですよ。
多分。
きっと。
【2007/06/28 22:45】
URL | シンヤ #-[
編集]
|
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