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試験的なイラストぶろぐ
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対魔征伐係.94「雪菜と買物①」


「・・・うぉ、もう来てたのか・・・」
「楽しみにしてたからね~♪」
夏休みも終わりまで数える程になったある夏の昼下がり。
駅前で雪菜と待ち合わせをしていた真司。
五分前行動で来たのだが既に真司が来たときには雪菜が待っていた。
「・・・いったい何分前に来てたんだ・・・」
「内緒~♪そんなことより、早く行こうよ~」
「おぅ」
じっとしていられない様子の雪菜に手を引かれ、商店街へと歩き出す。


・・・・・・


「うぅん、結構面白かったけど、もう少しアクションシーンが多かったらもっと良かったなぁ」
「・・・まぁ、それは分からんでもない」
二人はまず最初に見たいと決めていた封が切られたばかりのアクション映画を楽しんだ。
流石にビックタイトルだけあって映像も音楽もストーリーも秀逸だったのだが・・・
アクション大好きの雪菜にとっては少し物足りなかったようだ。
「もっとこう・・・爽快に大勢倒して欲しかったよね~」
「・・・それは今度自分で実践してくれ」
「相手が大勢出ればするけど~」
「・・・それはそれで勘弁だな・・・」
二人は映画の感想を話し合いながら次なる目的地を目指す。


「・・・買物か・・・」
「うんうん、やっぱりデートと言えば買物よね!」
二人は商店街の中にある洋服屋の前へやって来た。
「・・・デートだったのか・・・」
「えぇ!?何だと思ってたの?」
「・・・いや、遊びに・・・?」
「もう、恋人同士が約束して遊ぶなんてデート以外の何者でもないじゃない」
「・・・何時の間に俺と雪菜は・・・」
「ほら、いいから入ろう~」
いつの間にか勝手な設定が出来上がっていたので反論をしようとしたところを強引にキャンセルされる。
真司はまた雪菜に腕を引かれ店内へと足を踏み入れた。
「ん~・・・どれがいいかなぁ・・・」
(・・・こういうときは男って暇だよな・・・)
雪菜は陳列されている品々に目を輝かせながら品定めをしている。
そんな雪菜の後ろからぼけっとしながら付いていく真司。
適当に周りを見回しながら時間を潰す。
「・・・ねぇ、しんじぃ~?」
「・・・ん、どうした?」
ふと雪菜に呼ばれ振り向くと雪菜は手に二つのワンピースを持っていた。
「どっちが私に似合うと思う?」
「・・・」
真司からすれば正直どっちもどっちだった。
当然どちらも似合うと言う意味でだが。
だが、この場合そんな返答を望んではいないことは火を見るより明らかだ。
「・・・真司?」
「・・・あ、いや、どっちも似合うと思うぞ?」
「えぇ~?」
悩んだ末・・・結局はどちらかに決めるような理由が思いつかず、両者を選んでしまった。
「・・・ほら、雪菜が可愛いから、何を着てもな?」
「・・・そう、かなぁ~?」
疑問系で呟く雪菜だがその表情は見るからに嬉しそうだった。
とても素直で分かりやすい。
「じゃあ、コレは?コレは?」
(・・・勘弁してください・・・)
機嫌を良くした雪菜は軽いステップで次々と店内の品々を真司へ見せていった。
流石に何度も両者選択は出来ず、真司は毎回頭を捻らせるのだった。


・・・・・・


「うぅ~ん、結構買っちゃったかなぁ・・・」
「・・・かなり、な・・・」
あれからしばらく・・・何軒か店を渡り歩き、気がつけば買物袋が大量に発生していた。
相手が雪菜といえど、流石に荷物を持たせるわけにはいかなかったので、今の時点で真司の両手は荷物で塞がっている。
雪菜も片手にそこそこ重量の有りそうな紙袋を持っている。
「とりあえず、一端うちへ帰ろうか」
「あー、そうしてくれると助かる」
流石にこんな荷物を持ったまま行動はしたくなかったのでとりあえずは荷物を置きに雪菜の家へ行くことにした。


「・・・あ」
「ん・・・?」
帰り道の途中、先を行く雪菜が立ち止まった。
雪菜の視界の先にはアイスクリーム屋がある。
車で販売している移動式の店だ。
この時期にはこういった冷たい物を売る移動式の店を良く見かけることがある。
「・・・買ってもいい?」
「勿論」
雪菜の買物を止める権利もないので、アイスクリーム屋に小走りで向かう雪菜の後に続く。
「・・・真司はどうする~?」
「あー・・・おれはいいわ」
店員と何を頼むか話していた雪菜が真司に聞いてきたが、両手が塞がっていたこともあり、今は断っておいた。


「うぅ~ん・・・やっぱり夏場のアイスは最高~♪」
「・・・雪菜が食べてると本当に美味そうに見えるわ・・・」
いつもの通り、腕を組んで帰り道を歩いている二人。
真司の隣で雪菜は心底美味しそうにアイスを食べている。
「・・・食べる?」
「・・・いいなら」
「もちろん~♪」


1p512.jpg


両手が塞がっている為、雪菜に食べさせてもらう格好になる。
口の中に広がる濃厚なバニラ味と冷たさが混ざり合い、とても美味しい。
「ん、美味いな」
「でしょ~♪」
まるで自分が褒められているかのように嬉しそうな雪菜。
こうして接していれば少し年下の少女にしか見えない。
「・・・もしかして、何かついてる?」
「・・・ん、いや、そういうわけじゃないんだが・・・」
しばらくの間まじまじと雪菜の顔を眺めていた所為か、勘違いされてしまったようだ。
「・・・?」
「あまりにも雪菜が可愛すぎて・・・」
「・・・」
「なんて・・・雪菜?どうした?」
「え、ううん?」
軽い冗談で言った褒め言葉だったが、当人には冗談と取られなかったようだった。
なんとも言えない微妙に気恥ずかしい雰囲気になりつつ、二人は雪菜の家へ向かった。



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シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
・アイマスでは千早一筋。
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