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対魔征伐係.93「陽那&霧月がやってきた③」


「・・・あ~・・・そろそろお風呂でも入ろうかなぁ・・・」
夕食を済ませ、また三人でゲームをしていると不意に陽那が呟いた。
言われて時計に目をやると日付変更まで後数時間と言った時間だった。
「・・・お風呂・・・今・・・?」
「霧月も汗掻いたでしょ?入らないの?」
「・・・それは・・・」
驚いた様子の霧月とは対照的にさも当たり前のことのように聞き返す陽那。
霧月は言葉を詰まらせるが、それが肯定となっていた。
「あ・・・霧月はシャワーじゃなくてしっかり浸かるんだっけ?」
「・・・え、入るときは・・・そうだけど・・・」
「それじゃ、ちょっとお湯入れて来るわ」
「・・・」
立て続けに話し続けた陽那はそのままの勢いで家主に一切断ることなく浴室へと消えていった。
「・・・先輩、良いんですか・・・?」
「・・・まぁ、ダメと言っても聞かないしな」
陽那の代わりに霧月が申し訳無さそうに聞いてくるが、真司は既に諦めていた。
浴室から聞こえてくる水音を聞きながらとりあえず霧月と対戦を始める。


・・・・・・


陽那が浴槽にお湯を入れ始めてからしばらく・・・
「準備出来たし、さ、入るわよ」
「・・・え?」
浴室へ様子を見に行っていた陽那がゲーム中の霧月の腕を引っ張る。
「ちょ、ちょっと待って・・・まさか一緒・・・」
「まさかも何も、折角なんだし当然じゃない」
何が折角なのかは不明だったが、軽い霧月の身体は陽那に引っ張られると簡単に立ち上がらされてしまった。
「先輩、適当に拝借してきますね」
「・・・おーう」
強引に霧月を浴室へと連行して行く陽那は途中に真司の服が入ったタンスへと手を伸ばす。
「ひ、陽那、何して・・・」
「寝るとき今の格好で寝るわけにもいかないじゃない?」
「それはそうだけど・・・でも」
「ほら、適当に・・・これでも」
手馴れた手つきで自分の分をタンスから引っ張り出すと続いて霧月の分も引っ張り出し、霧月に押し付ける。
「じゃ、ちょっと行って来ま~す」
「あ、その、お借りします・・・」
「おーう」
二人は慌しく浴室へと消えていった。
(・・・うちの浴室はそんなに広くないんだがな・・・)
どう考えても人間二人が入れば窮屈になる広さしかない。
浴槽とシャワーを交互に使って何とかと言った所だろう。
そうでなければ・・・
(・・・まぁ、あの二人に限ってそれはないな・・・)
頭の片隅に一瞬過ぎった百合色の妄想を払拭させる。
「・・・あー・・・疲れたな・・・」
随分久しぶりに長時間ゲームをやっていた所為で無駄に疲労してしまった真司。
二人が出るまでとテレビを流しつつソファーへ横になる。


・・・・・・


「・・・ちょっと、陽那・・・」
「んー?」
白く靄の掛かった頭に話し声が聞こえてくる。
その話し声は徐々に近く、大きくなっている。
「私、下・・・」
「あー・・・そっか、霧月はワンピだったもんね」
(・・・んぁ・・・?)
二人、陽那と霧月の話し声で目が覚めた真司。
どうやらうたた寝してしまっていたようだ。
瞼を擦りながら上体を起こすと部屋には二人の姿は無い。
だが声が聞こえるということは浴室からは出たようだ。
「まぁ、それならワンピに見えなくもないし、いいんじゃない?」
「そ、そんなわけないじゃない!良くもないし・・・」
(・・・何してるんだ・・・?)
扉一枚隔てている所為で会話の内容は端々しか聞き取れない上に途中からだったのでよく理解出来ない。
分かるコトと言えば霧月が慌てていることくらいだ。
「ほらほら、いいから」
「ま、待って・・・」
話し声はより近くなり、次の瞬間リビングの扉が開く。
「さっぱりした~」
「「・・・・・・」」


1p511.jpg


一人快適そうな陽那とは対照的に固まる二人。
陽那は上に真司のシャツを着て下は変わらずショートパンツを穿いている。
霧月も上は真司のシャツなのだが・・・下はどう見ても、明らかに穿いていない。
恐らく陽那のことだ、上だけでいいと判断し霧月にも上しか渡さなかったのだろう。
だが霧月はワンピースだった為、このような格好になってしまった。
「・・・そこの一番下に穿くものあるから」
「・・・す、すいません・・・」
なるべく霧月の方は見ないようにしてタンスの一番下の段を指差す。
申し訳無さそうな霧月の声がした後、小さな足音が浴室の方へと消えていった。
「・・・お前な・・・」
「・・・ん?」
「・・・いや、何でもない・・・」
幾らなんでも色々と危険だった上に霧月に対してもあんまりだと思い、文句のひとつでも言おうとした真司だったが
まるで悪気の無い陽那の返事にその後の言葉は続くことは無かった。
(・・・ある意味・・・混ぜるな危険・・・だな・・・)
陽那と霧月の組み合わせは色々と新しい危険性が生まれたことを初めて知った真司だった。





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シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
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・けいおんは澪。


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