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試験的なイラストぶろぐ
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対魔征伐係.81「海へ行こう③/海ですること」


「・・・うぅむ・・・」
「・・・」
各々が滅多に来ることの出来ない夏の海を楽しんでいる頃・・・
やや離れた砂浜に座り込んでいる一人と一匹。
森さんはそのふさふさの毛がやはり暑いのか、荒い呼吸で必死に体温調整をしている。
少し前に夏毛に変わったのだが、この照りつける太陽と熱せられた砂浜のダブルパンチには効果は皆無のようだ。
真司はぼけっと海辺の方を眺めていた。
女子三人に混じり、海水浴を満喫するほど元気は無かった。
そして、凌空は今回の旅行中に何とか郁と少しでもお近づきになってもらいたいと思っているので、機会があれば郁にけしかけていくつもりだ。
故に今現在も凌空は郁と頑張って距離を縮めようとしている。
そんな親友の働きに水を差すことも出来ず、こうして行きの車内と同様に森さんと仲良く座っているのだった。


(・・・あの子は・・・少し顔がタイプとは・・・惜しいな・・・)
ぼけっとしている真司だが、別段暇を持て余しているわけではなかった。
眼前に広がる海辺、砂浜を行きかう少女たちを観察していたのだ。
(・・・あの子は~・・・ちと細すぎか・・・)
頬杖をつきながら、まったりと観察を続ける真司。
そんな真司の考えを理解しているのか、森さんは退屈そうに大きく欠伸をひとつすると、目を瞑って昼寝モードへと移行する。
(お・・・?)
隣で居眠りモードへ入っている森さんには目もくれず、観察していた真司の目が止まる。
(・・・おぉ・・・良いかもしれん・・・)
真司の視線の先には三人の少女が海辺で遊んでいた。
その中の一人、肩口よりもやや長い程度の髪をした少女に目が止まっている。
顔つきは綺麗、美人よりも若干ながら可愛いという顔立ち。
やや細めの肉付きだが、出るところは出て、引っ込んでいるところはしっかり引っ込んでいる。
身長は真司よりやや低い程度。
なかなかに理想的なタイプだった。
流石にシーズン中の海だけあって、物色するには事欠かない。
「よし・・・」
「・・・?」
真司の呟きでうとうとしていた森さんが顔を向けてくる。
「森さんはちとここで待っててくれ。俺は・・・」
「兄さん?」
「・・・」
いざ戦闘開始・・・と、腰を浮かせ、海辺へ向け第一歩を踏み出した瞬間・・・
不意に聞こえてきた恵理佳の声によってその足は止められてしまった。
「・・・何処か行くところだった?」
「・・・ちょっと、売店へ・・・」
流石に素直に言う事は憚られたので、適当な嘘をついておく。
少し前まで海で二人と遊んでいた筈だが、何時の間に来たのだろうか。
「・・・お店はあっちだけど・・・?」
「・・・」
言いつつ恵理佳は真司の後方を指差す。
その先には海の家、売店などが軒を連ねている。
真司が歩を進めようとしていた海辺とは正反対の方向である。
「・・・こんなところまで来て女の子追いかけなくても・・・」
「・・・それは違うぜ」
「・・・?」
「・・・いや、何でもない・・・」
流石に従兄弟だけあって既に行動はばれていた様で、溜息混じりに釘を刺されてしまう。
だが、真司には反論があった。
『こんなところまで来たからこそ、追いかけるものなんだ』と。
しかし、火に油をわざわざ注ぐこともないと思い、胸の中にしまっておくことにした。
「・・・もう・・・暇なら一緒に泳ごう?」
「・・・いや、俺は暇なわけでは・・・」


1p498.jpg


何とかその場に留まろうとする真司の手を引っ張り、強引に連行して行く恵理佳。
「森さんも、おいで」
待ってましたと言わんばかりに二人の後を着いて行く森さん。
「・・・何であんなタイミングよく来たんだ・・・?」
連行されながらも、どうしても気になっていたことを質問した。
「兄さんのことだし・・・何となく」
「・・・敵わんぜ・・・」
笑顔で答える恵理佳に苦笑しながらも本日は逃れられないことを悟る真司だった。


結局、恵理佳に雪菜、綾音の元まで連行された真司は夕方近くまで海で泳ぐコトとなったのだった。



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Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
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・けいおんは澪。


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