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試験的なイラストぶろぐ
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対魔征伐係.66「雪菜と宿泊①」


「・・・たまには和食もいいもんだな・・・」
「ねぇ~」
珍しく和食レストランにて夕食を済ませた仕事帰りの真司と雪菜。
今日は平日ではあったが、仕事の依頼があったので地元から二駅ほど離れた町へやってきていた。
普段よく利用している市街地へと向かう路線ではなく、逆方向へと向かう路線だった。
たかが二駅、されど二駅と言うところで・・・土野市から出ると旧に片田舎のような光景になる。
田畑が広がり、田園風景が・・・とまでは言わないが、仕事でもない限り滅多に降りないような駅だった。
現に真司はたかが二駅離れている程度のこの町にも今回初めて来たのだった。


恵理佳と郁は今日は用事が入っており、同伴は出来なかった。
そもそもとして、仕事内容が低俗妖怪の退治、説得だったので真司一人でも十分すぎる内用だった。
だが、放課後に暇をしていた雪菜が一応ついてきた形である。
確かに今回は仕事内容は非常にシンプルで難易度は低かった。
報告のあった森の中へと入り、妖怪を見つけ、説得をし、人里に近づかないように約束させた。
戦闘することも無く、あっという間に終わったように思えるが・・・
余りにも微弱な力しか持っていなかった妖怪の為、雪菜にも中々捉えることが出来ず、森の中を長時間彷徨う羽目になったのだった。
その結果、こうして夕飯を済ませ、だらけていると既に時刻はかなり深い所まで来ていた。
だが、そこは能天気二人組み。
特に気にすることも無く、今日あった出来事や初めて来たこの土地について色々と話し合っていた。
そして、いい加減に帰ろうとした頃には日付変更までもうすぐと言う時間だった。


・・・・・・


「・・・終電早過ぎだぜ・・・」
終電の過ぎ去った駅前でがっくりと肩を落としている二人。
都内などではまだまだ後数本はあるであろう時間帯だったが、片田舎の駅ではコレが普通と言える時間だった。
「どうしようか?」
「うーむ・・・」
辺りを見回しても、バスやタクシーといったものは見受けられない。
「仕方ない・・・師匠に頼むか・・・」
ここは車所持者の郁に頼むことにした。
仕事で遅くなったと言えばきっと迎えに来てくれる筈である。
だが・・・
「・・・出ねぇ・・・」
「・・・寝てるかも・・・」
携帯からは何度も呼び出し音が聞こえるが、一向に出る気配はない。
同居人の雪菜がそう言うのならばその確立は高いのだろう。
「・・・はぁ・・・何処か適当な店探すか・・・」
「そうだね~」
辺りは既に夏とは言え当然のように真っ暗闇だったが、二十四時間営業、最低でも明け方まで営業しているような店を探すことにした。
ネカフェ、カラオケ、ファーストフード店、ゲーセン・・・選択肢は沢山ある。
そのどれかひとつでもあればいいので、二人は悲観的にはならず、楽観的に雑談しつつ駅前を離れる。
しばらくして・・・


・・・・・・


「・・・ねぇよ・・・」
「疲れたぁ~・・・」
歩くこと数十分。
駅前からはだいぶ離れたが、それらしい店などは何処にも無かった。
それどころか灯りがついている店が見当たらない。
昼間は学校があり、仕事で森の中を延々散策した二人。
夏場の暑さも加わり、既にかなり参っていた。
「・・・ん・・・?」
何かないかと辺りを見回していると少し離れた場所から灯りが見える。
その灯りの大きさから見て民家とは思えない。
僅かな可能性を信じ、二人は灯りの方へと移動を開始した。


「・・・なるほど・・・」
「・・・?」
二人は灯りの下へやってきた。
目の前には派手な外装の建物が立っている。
一言で言えばラブホテルである。
「・・・確かにありそうな立地ではあるが・・・」
「ホテル?」
辺りは民家や店なども少ない片田舎だ。
そしてラブホテルはこういった片田舎の一角に密集して出来るケースは多い。
現に二人の目の前にあるホテル以外にも周りには似たような建物がいくつもある。
「・・・値段は・・・まぁ、普通か・・・」
「変わったホテルだね~?」
雪菜は初めて見るラブホテルと言うものに興味があるようだ。
だが、ここが本来どういった場所なのかは分かっていない様子だった。
(・・・俺がボロ出さなければ健全に宿泊して明日帰れるか・・・)
意識さえしなければ至って普通の宿泊場所だ。
それどころか、下手なビジネスホテルよりはよほど設備も良い。
「・・・よし、ここで一晩何とかするかぁ・・・」
「はーい」
何も分かっていない雪菜を連れて、真司はホテル内へと入っていった。


・・・・・・


「大きなベッド~」
部屋に入るなり、目に付いた巨大なベッドへダイブする雪菜。
真司は荷物を置きソファーへ腰掛けると、テレビをつける。
今まで散々歩いてきた足の疲れがどっと出る。
「あー・・・疲れたぁ・・・」
「・・・ねぇねぇ、しんじぃ!」
「・・・どうした」
先ほどまでベッドにいたはずの雪菜の声があらぬ方向から聞こえてくる。
「お風呂場もすんごく大きいんだけど!」
「・・・まぁ、そうだろうな・・・」
真司とは対照的にハイテンションで元気な雪菜は初めて見る室内に落ち着いていられない様子だ。
「あー・・・それなら浴槽にお湯を入れておいてくれー」
「分かった~」
素直に言うことを聞いてくれた雪菜の手によって程なくして浴槽にお湯が注がれる音が室内に聞こえてくる。
「でも、ここって少し雰囲気変わってるよね?」
「・・・そうでも、ないだろ」
雪菜もどうやら普通のビジネスホテルなどは経験済みか見たことがあるようで、その独特の雰囲気の違いを感じていた。
真司は平静を装って答える。


・・・・・・


何とかこの場所についての説明はスルーしつつ会話をこなしていると、ほどなくして浴槽の準備が整った。
流石にこの季節に一晩とは言え入浴をしないわけにはいかない。
「よし、雪菜が先でいいぞ?」
「えぇ~・・・一緒に入ろうよ~」
「・・・」
頭の片隅ではもしやと考えていたが、よもや現実になるとは思っていなかった。
「いや、流石にアレだし。良いから入ってこいって」
「えぇ~!?しんじは私のこと嫌いなの?」
「・・・いや、嫌いなわけはないが・・・」
「じゃあいいでしょ~?」
「・・・」
ソファーで隣り合って座っていた所為もあって、雪菜は何時ものように腕に抱きつきながらお願いしてくる。
この様子では一緒に入ると言うまで粘りそうである。
何よりも、真司自身が入りたくないと言えば嘘になる心境だった。
「・・・あれだ・・・じゃあ、雪菜が先に入って身体や髪を洗い終わって浴槽に入ったら呼んでくれ」
「わ~い♪それじゃ、先に入ってるね~?」
「・・・おう」
最低限の譲歩をしたつもりだった。
これで上手いこと雪菜の裸体さえ直視しなければ堪えることは出来る自信はあった。
後は入るときに腰にタオルでも巻いて入れば問題は無いはずである。
やがて風呂場から布の擦れる音が聞こえてくる。
やはりこの場所でこの音を聞くとどうしても行き着く想像はひとつしかなかったが、必死でその想像を振り払う。
テレビの音量を上げ、視線だけでも集中させる。


「入ったぁ~」
「おーう」
雪菜からの合図を貰い、真司も意を決して風呂場へと向かう。
考えていた通り、腰にタオルを巻き入室。
予想通り、雪菜は浴槽に浸かっており、真司からは雪菜の肩口程度までしか見えない。
なるべく浴槽のほうは見ないようにしつつ、身体を洗い始める。
「ねぇねぇ、コレ何?」
「ん・・・?あぁ、それは・・・泡風呂の元だな。是非入れてくれ」
雪菜が不思議そうに手に持っているのは液状の泡風呂の元だ。
これはチャンスと思い、すぐに使うことを勧める。
上手く行けば完全に泡に埋もれて見えなくさせることが可能だ。
「泡・・・?」
雪菜は不思議そうにしつつもマジックカットを切り、液体を浴槽へと流し込む。
「それでよくかき回す」
「・・・泡が出て来たっ!!」
驚愕の声を漏らしつつ腕を回している雪菜の周りからは徐々に白い泡が発生していた。
「・・・よし、完璧だぜ」
「すご~い♪」
身体も髪も洗い終えた真司は、泡で遊んでいる雪菜の対面へとなるべく離れて浴槽へと浸かる。
真司の思惑通り、雪菜の身体は肩口辺りまでしか見えていない。
時折腕を上げたときに胸元が見えそうになるが、そこは見ないようにすれば平常心はキープ出来る自信があった。
(・・・これでどちらか一方が先に着替えて・・・後からもう片方が出れば完璧だな・・・)
今後の行動を頭の中に描いているとふと眼前に気配を感じる。
「ん~♪」
「・・・」


1p478.jpg


気がつけば目と鼻の先に雪菜の後頭部がある。
両足をはじめ、体の各部位にはしっかりと滑らかな雪菜の肌を感じる。
・・・まだ、後ろ向きなだけマシだったと言えなくもない。
「・・・何してるんだ・・・?」
「えぇ~?だって、せっかく一緒に入っているのに避けてるみたいに反対側にいるから~」
(・・・みたいじゃなくて、避けているんだ・・・)
真司の思惑が裏目に出てしまい、雪菜は急接近してきた。
石鹸とシャンプーの香りがする。
体中には見えはしないものの、確かに触れ合っている感覚がする。
この状態で理性を保っている自分を褒め称えたい気分になってくる。
「・・・そろそろ、出ませんか・・・?」
「えぇ~・・・もう少しこのまま~♪」
「・・・」
腕を軽く前へ差し出せば雪菜をしっかりと抱きしめられる密着具合。
その気になればスグにでも色々と出来る現状。
確実に磨り減っていく理性。
(・・・頑張れ、俺・・・)
本能と欲望を必死に理性で堪える真司。
当の雪菜は知ってか知らずか楽しそうに泡で遊んでいるのだった。


コメント

兄さん、お久しぶり( ̄▽ ̄)

さて、理性はいつまで頑張れるかな……( ̄ー ̄)
【2007/05/12 15:40】 URL | 月影 夜葬 #UzUN//t6[ 編集]
(゜∀゜)ノ
メインキャラとはそうそう一線は越えないとなんd(ry
言いつついきなり超えたりしちゃったりしなかったり・・・(´ω`)
【2007/05/12 23:50】 URL | シンヤ #-[ 編集]

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プロフィール

シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
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・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
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