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【東方CG集(紅魔館編)】
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-永遠亭・永琳の研究部屋-
鈴仙に連れられて永琳の研究部屋までやってきた真司。
そこは今までの屋敷内の風景とはがらりと雰囲気が違っていた。
フローリングの床に理科室のような得体の知れない液体やら薬品が入っている瓶が沢山並んでいる棚の数々。
流石は医者、研究部屋と言うだけはある。
「それじゃあ、補充はしておいたから」
「ありがとうございます」
永琳から手渡された薬箱を受け取る。
永琳に事情を話し、薬箱を渡してから物の数分で返却された。
相変わらず仕事の出来る女性だった。
永琳は幻想郷では貴重な大人の女性だった。
見た目で言えば、紫や幽々子なども当てはまるのだが…
落ち着いた物腰と、話しやすい雰囲気。
特に威圧感も裏も感じさせない。
白衣の似合う、頭のいいお医者さんだった。
(…やはり永琳さんはいいなぁ…)
真司は改めて思った。
人柄も高評価だったのだが…
やはりその大人の女性ならではの見事なプロポーションは、残念ながらレミリアでは後500年掛かっても到底届きそうになかった。
しかも白衣である。
まさに、保健室のお姉さんである。
惹かれないわけがなかった。
「折角来てくれたんだし…いいものをあげましょうか?」
「…いいもの?」
永琳は言いつつ後ろの机から何やら小瓶を取り出した。
本当に小さな小瓶で、中には無色透明の液体が少量入っていた。
「…なんですか、これ…?」
真司は受け取りつつ、当然の疑問を投げかけた。
「これは…所謂惚れ薬ってやつね」
「へぇ…惚れ………」
普通に応えた永琳に連れられ、真司も普通に応えてしまうが、途中でそのとんでも薬に気がつく。
「…マジですか?」
「試しては居ないから絶対とは言い切れないけど…私の考えでは成功している筈よ」
永琳の言動、表情からは一切の不安や自身のなさは感じない。
ここまで言い切るということは信用してもいいのかもしれない。
「試してないってことは…」
「まぁ、そういうことね」
本当に惚れ薬であれば、どんな価値がつくか分かったものではない。
だが、まだ試したことがないと言う。
それを少量だが真司に土産として渡してきたということは…
つまり、そういうことだと思って間違いはないだろう。
「使い方としては服用後、眠るか意識を失って、目が覚めた後に始めて見た人に惚れる様になっているから」
「なるほど…雛鳥みたいなものですか…」
妙に納得した。
「効果はまた眠るか意識を失えば切れると思うから、大層に考えなくても大丈夫」
「すると…長くても一日くらいですね…分かりました」
流石に一生などと言われたらどうしようかと思っていたが…効果時間のほうもそう長くは無かった。
ちょっとした悪戯マジックアイテム…そんな感覚だった。
「真司くんが試すことはないから、誰でも効果が分かったら教えて頂戴」
「分かりました。その時には」
こうして真司は予想外の手土産を永琳から受け取り、永遠亭を後にしたのだった。
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