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【東方CG集(紅魔館編)】
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「・・・はぁ・・・」
秋の夜道を一人肩を落として歩いている真妃の姿があった。
(・・・まさか休みとはね・・・)
何時もの行きつけのゲーセンへと夜の暇つぶしへ出かけた真妃であったが、本日は何の前触れもなく休みになっていた。
家で待つ葵にはしばらくは帰ってこないと伝えて家を出ている。
今は恐らく食後の家事をこなしていることだろう。
よもやとんぼ帰りする羽目になるとは思っていなかったし、葵も思ってもいないと思われるので、どんな顔をされるか分かったものではない。
葵には笑われることを覚悟して少し前に出てきた自分のマンションへ帰ってきた真妃。
(・・・ん?)
部屋に入ろうとすると鍵が掛かっていた。
だが、今は時間も時間なので、別段鍵が掛かっていても不思議ではない。
部屋の中に人気はあるので、葵は居る筈である。
(・・・あぁ・・・入浴中かしら・・・)
自分用の鍵で玄関を開け、部屋の中に入る。
「葵ー?帰ったわよ」
玄関から声を掛けてみるも返事はない。
予想に反して浴室の明かりはついていなかった。
だが、リビングへ入るとテレビは点いているし、部屋の電気も勿論点いていた。
多少不審に思いつつも部屋を見回すといつもは開いている隣の寝室との扉が閉まっていることに気がつく。
「・・・あぁ・・・なるほど・・・」
真妃はその状況で結論を出し、寝室で仮眠を取っていると思われる葵に気遣い、そっとその扉を開ける。
「・・・っ!?」
僅かに扉を開いた時、真妃の目に入って来た光景は予想の遥か斜め上を行くものだった。
(あ、葵・・・?)
「・・・っん・・・ふ・・・」
葵はベッドの上でスカートをたくし上げ、露になっている割れ目を指で弄っていた。
声をなるべく出さないようにする為か、単純に両手を空けるためか、スカートの端を口にしている。
だが、声を殺している所為で指で弄るたびに厭らしい水音が耳に入って来た。
(・・・と、とりあえずここから・・・)
僅かながら呆然と見ていた真妃はハッと我に返り、慌てて扉を閉める。
だが・・・慌てれば当然立てなくともいい音が立ってしまう。
「・・・」
「・・・お嬢様?」
開き直った真妃は仕方なく葵に事の次第を言及する運びとなってしまったのだった。
・・・・・・
「・・・ま、まぁ・・・・別に・・・するなとは言わないんだけどね・・・?」
「・・・」
テーブルを挟んで向かい合って座っている二人。
物言うべき筈の真妃の方が何故か照れており、迫力はない。
葵も何時もとは違い、申し訳無さそうに肩身を狭くしている、ように見える。
「・・・お嬢様」
「な、何よ・・・?」
そんな折、葵がぽつりと呟く。
何故かびくりとする真妃。
「お嬢様には日比谷さんが居て羨ましいですわ・・・」
「ちょッ、べ、別にそんな・・・!」
葵はその場にわざとらしくしなを作り、なよなよと崩れ落ちる。
「お嬢様一筋の私が居るにも関わらず・・・いつもいつも日比谷さんと・・・」
「ま、待ちなさいよ!ちゃんと部屋で、その・・・す、する時は名前呼んで確認してたんだから!」
葵から意外な言葉を投げられ真っ赤になりながら反論をする真妃。
普通に考えれば決して広くはないこの室内である程度の声量で名前を呼ばれれば気づく筈なのだが・・・
だが、そのことに気が動転してしまっている真妃は気付く事が出来なかった。
「いえ・・・そんな声よりも、お嬢様の艶の入った声ばかりが耳に・・・」
「ッ・・・!!?」
相変わらずの芝居掛かった演技をしつつなよなよと真妃に訴える葵。
対する真妃はいよいよ恥ずかしさも臨界点突破しそうな勢いである。
「・・・・・・何、何よ、結局・・・私と真司の所為だって・・・言いたいの?」
恥ずかしさも限界に来ていた真妃は今度はふてくされた様に呟いた。
「・・・えぇ、大まかに言うと・・・そうなります」
「・・・」
釣れたとばかりに態度をガラッと変えて笑顔で答える葵。
この時点で真妃は釣られたことに気がついた。
だが、いつも通り・・・気がついたときには遅かったのである。
「そこで・・・私から提案があるのですが・・・」
「・・・嫌な予感しかしないわね・・・」
満面の笑みで提案を持ちかけてくる葵。
真妃は、このパターンでいい思いをしたことがない。
そんな真妃の悪い予感は的中してしまうことになるのだった。
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