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対魔征伐係.153「コイバナ①」

休み時間。
恵理佳の席に陽那がやってきた。
「なぁなぁ、最近霧月のやつ付き合い悪くないか?」
「・・・え、そう・・・?」
考え込むような顔をして今は空席になっている恵理佳の向かい側の机の上に軽く腰掛ける陽那。
「ちょっと前までは誘ったらほとんど断るようなことは無かったのに最近はよく断られるんだよなぁ・・・」
「・・・それは最近になって忙しくなっただけなんじゃないの?」
珍しく悩む素振りを見せる陽那に恵理佳は素直な感想を答えた。
新しく友人が出来たり、バイトを始めたり・・・考えられる理由などは山ほどある。
「いやー・・・それがさぁ・・・断るにしても前まではちゃんと理由を言ってたじゃん?」
「・・・確かに霧月は明確な理由を言ってたわね」
霧月は陽那や恵理佳からの誘いを断るときは本人が納得するようになのか、断る理由を明確に話してくれていた。
そのおかげで陽那たちも変に引きずることも無く、さっぱりと諦められたのだ。
「それがさぁ・・・最近は用事があるからの一点張りなんだよなぁ・・・」
陽那は訳が分からないと言った具合で軽くため息を吐く。
「・・・んー・・・確かにずっとそんな調子なら・・・少し気になるかな・・・?」
「ここ最近はずっとそんな調子なんだよなー・・・」
恵理佳も霧月の性格を分かっているからこそ、気になる変化だった。
以前まで明確な理由を言っていた霧月が最近になって抽象的な理由しか言わなくなったということは・・・
具体的には言えない理由が出来たと考えるのが自然である。
「・・・コレはやっぱり・・・アレかな?」
「・・・あれ?」
「霧月にもいよいよ恋人が・・・!?」
「・・・恋人・・・」


1p579.jpg


陽那の予想外の想像に思わず固まる恵理佳。
今までの霧月からは恋人が出来そうな雰囲気は無かったし、本人も作る気はないと以前話していた。
だが、霧月に何らかの気持ちの変化があってその気になれば出来るだろうとも思っていたのだった。
「最近はよく放課後なんかはさっさっと帰っちゃうしさぁ・・・怪しくない?」
「うぅん・・・そう言われればそうだけど・・・」
恵理佳も陽那に続いて頭を悩ませ始める。
「まさか私たちの中で最初に抜け出すのが霧月になるなんてねぇ~・・・」
「・・・でも、まだ決まったわけじゃないんだし・・・」
すっかりその気になっている陽那を嗜める。
「恵理佳も早いところ作らないとあっという間に卒業しちゃうよ?」
「・・・え、あぁ、うん・・・私はいいんだけど、陽那こそ」
「あはは、私こそ恋愛にはあんまり興味ないし、今は留年しないように何とかすることで手一杯」
陽那は笑って言ってのける。
陽那のそれは強がりなどではなく、事実だということは親友の恵理佳には分かっていた。
どちらかと言えば強がりを言っているのは恵理佳の方なのだ。
「恵理佳こそその気になれば今日明日にでも出来ちゃうんじゃない?」
「・・・ううん、そんなすぐに決められるようなものでもないし・・・」
陽那は今まで何度も恵理佳から恋の悩みを相談されていた。
無論、それは男子生徒から告白されたり、手紙を貰ったりしたときの対処法などなのだが。
それらを知った上の陽那には今まで恵理佳に恋人が出来ていないことが不思議で仕方が無かった。
「意外と恵理佳って理想が高かったり?」
「え・・・?ううん、そんなことは全然・・・」
やはり興味はないと言っても、男女共通で恋の話になると相応に話が膨らむものだった。
「えぇ~・・・じゃあどんなのがいいの?」
「どんなって・・・別にコレと言ってないんだけど・・・」
「・・・じゃあ、外見とかは?」
「・・・ううん・・・強いて言うなら・・・背だけは私より高いほうがいい・・・かなぁ」
仕方が無いので陽那から提案していくことにした。
「性格はー?」
「・・・明るくて元気な・・・人?」
「・・・それ、小学生の感想になってるって・・・」
「うぅ・・・だって、今までそんなこと真面目に考えたことなんてなかったし・・・」
陽那から見ても恵理佳の言葉に嘘はないことが分かる。
だが、コレでは候補者など腐るほど居ることになってしまう。
「はぁー・・・恵理佳の周りで男なんて日比谷先輩くらいのもんだよねぇ・・・」
「・・・そう、かな・・・?」
一瞬、言葉に詰まる恵理佳だが、元々鋭くも無い陽那はそんなことに気がつくことも無かった。
だが・・・
「もう、いっそのこと先輩を恋人にでもしちゃえばいいんじゃない?」
「・・・え、あぁ、ほら、私たち従兄妹だし、したくてもね?」
予想外にズバリの陽那の言葉に冗談ぽく言ってのける恵理佳。
「あはは、まぁ、そうだよね~」
「・・・うん、そうそう」
陽那も冗談で言ったのだろう、笑って答える。
だが、恵理佳にしてみれば心中は複雑なものだった。
「っと・・・そろそろ戻るわ」
「ん」
次の授業が始まる頃合になり、陽那は席へと戻っていった。
陽那が席へ戻るのを見送ると、恵理佳は窓から見える空に目を移す。
(・・・恋人・・・か・・・)
窓から見える空はとてもいい天気で、青空が広がっていた。
だが、霧月のことと従兄妹のことを思うと何故か薄暗い気持ちになってしまうのだった。



コメント

本文がナイヨー(´・ω・`)
【2007/08/15 22:55】 URL | ダガー #-[ 編集]
本文・・・?(´ω`)
【2007/08/15 23:17】 URL | シンヤ #-[ 編集]
文字ひとつ見当たらないのですが…!
携帯からじゃ見れないのかっ…!?
【2007/08/16 11:49】 URL | ダガー #-[ 編集]
えぇ・・・(´д`;)
少なくともコッチではバッチリ見えているぜ!
携帯からは・・・
見えるはずなんだけどな・・・たぶn(ry
【2007/08/16 22:42】 URL | シンヤ #-[ 編集]

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