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試験的なイラストぶろぐ
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対魔征伐係.130「真妃と宿題①」


日曜の夜。
土野市内にある大きな森林公園。
昼間こそ家族連れや球技などをする若者たちで活気のある場所だが、夜になると対照的に人の気配は全くなくなってしまう。
特にコレといった施設や遊具もなく、照明も歩くために申し訳程度に接地されているくらいなのだから当然といえば当然である。
更に言えば今日は日曜の夜。
明日は平日で学校や会社がある。
土日と遊んだ人々は今頃家で翌日の準備だろう。
だが、そんな公園にも今日に限って人影があった。


「・・・はぁ・・・明日は朝から学校があるってのに・・・」
「そう仰らずに、これもお仕事ですし」
「分かってるわよ・・・ったく・・・居るならさっさっと出てきて欲しいものね・・・」
真妃と葵である。
今の時間は日付変更の少し前。
夕飯こそ済ませているが、帰ったらもう一度風呂に入りたいと考えている。
余り遅くなると明日に支障が出てしまう。
おかげでこの現場に向かう道中から真妃の機嫌は急斜面のように斜めになっていた。
調べてほしいと連絡があったのが今日の昼間だったのでこのような時間になってしまったのだが・・・
二人は闇夜に染まっている森林公園の歩道を歩いていく。
真妃を先頭に後ろから葵が一定の距離を保って付いていく。
公園に入って散策を始めてからしばらく・・・
電灯が切れ掛かっているのか、チカチカと点滅している照明の傍を通りかかった時だった。


「・・・やっと来たわね」
「そのようですね」
二人の前に人影が現れた。
その動きはのっそりとしており、酔っ払いか立ちくらみでもしている人間のようにも見えた。
「・・・段々人間に似せて来てるとは聞いていたけど・・・もう殆ど同じね」
「・・・一般人の方々では見分けをつけるのが難しいですね」
目の前に現れたのは何処で取ったのか、盗んだのか・・・上下共にちゃんと衣服を着ている人間そっくりの災忌だった。
外見年齢で言えば二十台の成人男性。
ジムにでも通っているような筋肉隆々の男だ。
唯一違和感を覚えるのはその人間離れした目つきくらいだろうか。
サングラスでもしようものなら係の人間や霊感の強い人間以外では全く判別出来ないだろう。
「・・・やっぱり見た目で強そうってことであんな風になっているのかしらね・・・?」
「・・・どうでしょうか・・・見たところ特に仲間も武器も見当たりませんが・・・」
感じる気配は目の前の災忌のみだ。
雪菜ほど感知能力が高いわけではないが、それでも周辺には仲間が居ないと感じることは出来る。
「・・・アンタ、他に仲間はいないの?」
真妃は目の前の災忌に話しかけてみるが・・・
返って来たのは大型犬が唸るような低いドスの聞いた唸り声だけだった。
「どうやらまだ言葉までは解せ無いようですね」
「・・・言葉でも理解してくれれば面倒も減りそうなんだけどねぇ・・・」
やはり、やり合うしかないようだ。


「・・・こんなヤツ一匹に弾を無駄にしたくないし・・・葵」
「はい、お任せください」
真妃はその気になれば今すぐ銃を抜き、撃ち滅ぼすことが出来る。
だが、銃の弾丸も消耗品である。
ここは葵に白兵戦で任せることにした。
任された葵は背負っていた巨大なバックを地面に置くと、数歩進み、災忌と対峙する。
「・・・それでは・・・行きます」
腰から下げていた白い二本のナイフを抜く。
ナイフを両手に逆手で持つと臨戦態勢になる。
目の前の災忌も殺気を察知してか、体勢を整えた。
そして・・・先に痺れを切らして飛び掛ってきたのは災忌だった。
その瞬発力、俊敏性は素早いものだったが、人間の限界を超えている・・・とまでは行かない程度だ。
特に目立った武器もない所為で相手の行動を読みやすい。
葵は一瞬、瞬間的に腰を落とすと・・・


1p555.jpg

次の瞬間にはすれ違いざまに災忌を切り裂いていた。
膝を突き、崩れ落ちようとしていた災忌に踵を返した葵が今一度、止めの攻撃を加える。
「お疲れ」
「・・・ありがとうございます」
完全に絶命した災忌の傍に真妃も巨大バックを引きずりながら歩いてくる。
「それじゃ、さっさっと連絡入れて帰るわよ」
「はい」
真妃に言われると葵は携帯を取り出し、警察へと連絡を入れる。
その後二人は到着した警察の人間に事後処理を任せ、帰路へとついたのだった。



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Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
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・けいおんは澪。


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