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試験的なイラストぶろぐ
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対魔征伐係.127「綾音の厄日?②(18禁」


「・・・お茶でも飲んでいく?」
「おぉ・・・気が利くな・・・それじゃあ是非」
バイト帰り。
無事に綾音をマンションまで送り届けた真司。
そんな真司の労を労ってか嬉しい申し出をしてきた綾音。
夜とは言え、夏の蒸し暑い夜道を歩いてきたのだ。
冷たい飲み物でももらえるのならばそれに越したことは無い。
どうせ翌日は学校もバイトもないのだからと真司はお言葉に甘えることにした。


・・・・・・


「・・・うぉ・・・」
「・・・降って来たわね・・・」
リビングで寛ぐこと少し・・・茶も頂き、そろそろ帰るかというタイミングで窓の外から雨音が聞こえてきた。
「・・・そういえば深夜から明け方に降るとか言ってたな・・・」
真司は朝の天気予報を思い出す。
天気予報を見ていた真司だが、傘は持ってきていない。
例えその日は高い降水確率が出ていようとも家を出る時に降っていなければ傘は持っていかない主義だった。
ただの面倒くさがりなだけなのだが。
「・・・少し雨足が弱まるまで雨宿りさせてもらって良いか?」
「えぇ、それは構わないけど・・・」
頼めば綾音に傘を借りることも出来る。
だが、それでは返すのが面倒な上に、そもそも雨の中歩いて家まで帰るのがだるかった。
綾音も自分が頼んだ手前だからなのか、断らずにすんなり承諾してくれた。
「・・・あ、ちょっとごめん」
「おう」
部屋に携帯の着信音が響く。
聞き覚えのないものだったのですぐに自分ではないと判断できた。
綾音は真司に一言告げると携帯を取り、電話に出る。
「・・・あ、うん・・・え?・・・今から・・・?でも、ちょっと・・・!」
(・・・ん?)
綾音の電話対応を聞く限り、大体の想像は出来るのだが・・・その内容は少し気になるものだった。
「・・・どうした?」
「・・・その、日比谷クンも以前会った事あると思うけど・・・その子が今から雨宿りしに家に寄るからって」
電話を終えた綾音に問いかける真司は言われてふと思い出す。
(・・・あの風呂場で初対面だった子か・・・)
以前この家で初めて会った綾音の友達を思い出す。
陽那の少し大人になったような雰囲気の少女だったと記憶している。
その子が今から雨宿りに来るらしい。
「へぇ・・・丁度近くを通っていたのか」
「多分そうだと思うけど・・・どうしよう・・・」
真司としてはまた賑やかになるな程度にしか思っていないのだが、家主の綾音は少し違うようだ。
慌てた様子でそわそわしている。
「どうかしたのか・・・?」
「・・・だって、こんな時間に男の子と部屋で二人きりでいるところ見られたらまた何て言われるか・・・」
どうやら綾音は真司の隠れるところでも探しているのか、部屋中をうろうろしている。
そういえば前回も必死で誤解を解いていた綾音の姿があった。
それで今回もまたこうしていれば確かに誤解が誤解ではなかったと思われてしまう可能性は低くはないだろう。
「・・・うぅん・・・」
などと真司が考えている間にも綾音は思いつめた様子で部屋中を落ち着きなく歩いている。
(・・・・・・)
そんな綾音を見ていると真司は思ってしまうことがあった。
別段、綾音に告白しようとか好きなんだと思ったことはない。
だが、逆に一度も可愛いとか綺麗とか気に止めなかったこともない。
少なくとも真司から見て綾音は可愛いと思うし綺麗とも思える。
そんな異性に目の前で遠まわしにだが、邪魔者のように扱われては気分がいいものではない、そう思ってしまう。
綾音は部屋中をうろうろしおり、真司の座る椅子の近くを通った時・・・
「委員長」
「え・・・?」
横を通り過ぎようとしていた綾音の細い手首を掴んでいた。
いきなりのことに驚きを隠せない様子の綾音。
「・・・そんなに俺とそういう風に思われるのは嫌か?」
その時の真司は言葉に深い意味はなく、只そのままの意味でしか質問していなかった。
自分は男として、異性としてそこまでダメな部類なのか、それだけ聞ければ満足だった。
「・・・え、その・・・そんなつもりで言ったわけじゃなくて・・・」
真司の突然の問いかけにうろたえる綾音。
真司自身は気がついていないかもしれないが、顔は普段と違い、至って真面目な表情だった。
常日頃子から飄々と生活している真司だからこそ、こういったいきなり見せる真面目な顔は相手に普段と違うんだと思わせる要因になる。
「・・・・・・」
真司は黙って綾音の言葉の続きを待つ。
「・・・・・・」
対する綾音も困り果てた様子で黙っていたが・・・やがて意を決した表情になる。
「その、私は・・・嫌とかじゃなくて・・・逆に、というか・・・」
「・・・?」
綾音の対応が真司の予想と徐々にズレ始めていることに気がつく。
そこで真司はふと熱くなりかけていた気持ちも収まりを見せた。
だが、そう冷静になれたときには時既に遅かった。
「その・・・私は、日比谷クンとはそういう風に見られたら・・・そういう風になりたいって思っていたから・・・」
「・・・え?」
今度は綾音が意を決したような顔で真司に打ち明けた。
逆に真司は完全に予想外の展開であり、驚きを隠せない。
思わず握っていた手も離してしまう。
「・・・で、でも・・・日比谷クンの方こそ私となんかじゃそういう風には・・・」
綾音はハッと我に返ったのか、勢いで言ってしまった言葉を無かったことにするようにその場を離れようとした。
「ちょ、待てって・・・!」
真司も半ば反射的に去り逝く綾音の腕を今一度掴む。
そしてそのまま逃げないようにこちら側に引っ張る。
当然の流れで綾音は引っ張られるままに座っていた真司の膝の上に座り込む形になってしまう。
「・・・その、さっきのは・・・」
綾音は真司の眼下で俯いたまま呟くように話す。
「・・・本当、なのか・・・?」
「・・・」
真司の問いかけに対して言葉ではなく、頷くことで肯定を表す綾音。
目の前で小さくなりながら自分の膝の上で縮こまっている綾音を見ているとその様子と先ほどの発言の所為で可愛く、愛でたくなる衝動に駆られる。
「・・・ちょ、ちょっと、日比谷クン!?」
目と鼻の先にある綾音の髪が激しく揺れる。
ポニーテールの尾っぽ部分が鼻先に当たるとシャンプーかリンスか、いい匂いがした。
「・・・お・・・悪い、つい・・・」
綾音が動揺している理由は真司が思わず後ろからその身体を両腕で抱きしめた所為だった。
「わ、悪いって・・・言っているコトと手つきがちが・・・」
「・・・いや、止めようとは思っているのだがな」
真司は言いつつ前へ回した腕をその場に留める事はなく、上へ下へと撫でる様に動かしていた。
寧ろ、撫で回している。
「・・・いや、本当に嫌なら止めるが・・・」
「・・・それは・・・その言い方は・・・ずるいと思うんだけど・・・」
そんな予想通りの困った反応をする綾音。
そして止められなかったことをいいことに手を止める様子はない真司。
「・・・否定しないってコトは・・・肯定と思っていいのかな?」
「・・・そ、それは・・・ッ」
徐々に真司の手は怪しくそれらしい動きになっていく。
綾音も徐々に気が入って来ている気がした。
「・・・満更でもなさそうだけど・・・な?」
「ちょ・・・そんな・・・」
綾音を膝の上に乗せたまま上のキャミソールは首元辺りまで捲り、下も下着越しにではあるが、しっかりと片手で触っている。
流石に敏感な部分を刺激されては反応せざるを得ないのか、綾音の息もいよいよそれらしくなりつつあった。
いよいよこれから・・・そう思った矢先・・・
「・・・ん?」
真司の耳に何か音が聞こえた気がした。
だが、目の前の綾音に集中していた所為でそれが気のせいだったかの区別が出来ない。
「・・・なぁ、さっき何か音しなかったか・・・?」
「そ、そんなこと・・・この手を止めてから聞いて・・・ぅん・・・っ」
攻めての真司としては平然と聞くのだが、受けての綾音はとてもまともに答えられるような状態ではなかった。
「・・・うぅむ・・・気のせい・・・」
そういいかけたとき・・・リビングの扉が開いた。
「ったく、チャイム押したら出てくるのが・・・」
「「・・・・・・」」


1p550.jpg


その後は言うに及ばず。
またも二人は必死に弁明を繰り広げるのだった。


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プロフィール

シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
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・アイマスでは千早一筋。
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