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試験的なイラストぶろぐ
試験的な何か。のイラスト、漫画専用ブログです。 知り合いからお前のHPは絵の感想が書きづらい。 と言われ、ブログ形式に移行。

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対魔征伐係.122「陽那襲来②」(*18禁)


「・・・朝か・・・」
ふと窓の外を見ると朝日が昇っていた。
結局、真司の予想通りに徹夜で対戦していた。
「ん、もうこんな時間なんだ」
「今日は普通に学校あるし、そろそろ帰るべきだな」
頭がゲーム疲れと徹夜の所為でだるく感じる。
このままベッドに横になれば即死モノだ。
だが、今日は平日であり、数時間後には学校へ行かなくてはいけない。
「そうだね~、んじゃそろそろ帰るわ」
「おう、是非そうしてくれ」
そういうと陽那は疲れた様子もなく、すくっと立ち上がる。
「楽しかったよ、また後でリベンジしに来るから」
「・・・後で、な・・・」
また来るのか、と多少鬱になりながら陽那を見送る真司。
陽那が帰り、部屋に一人になる。
ゲームを片付け、朝のニュース番組を垂れ流す。
「・・・朝風呂入るか・・・」
このままでは登校時間まで持ちそうもないと判断した真司はシャワーでも浴びることにした。


・・・・・・


数時間後。
朝のホームルーム前の真司のクラス。
「・・・眠い、眠い、眠すぎる・・・」
鉛のような瞼を必死に閉じないように抵抗している真司の姿があった。
朝のホームルームは郁が来るのでそこで居眠りは出来なかった。
「昨日は徹夜だったのか?」
「・・・あぁ、まぁな・・・」
真司が昨日新作ゲームを買ったことは知っていた凌空。
流石にズバリと言い当てた。
「えぇ~?それなら言ってくれれば遊びに言ったのにぃ!」
今にも寝そうな真司の隣の席から雪菜のツッコミが入る。
「・・・雪菜は保護者が許さないだろ?」
「・・・それは・・・そうかも・・・」
一応は教師である郁が同居している以上は言っても許可してくれるとは思えなかった。
「はぁ・・・こりゃ・・・適当な時間になったら屋上だな・・・」
「また昼休みまで寝過ごすなよ?」
サボることを止めはしない凌空だが、以前の失敗のことだけは注意しておいた。
「おう、多分・・・な」
徹夜明けで熟睡してしまうとその可能性は無きにしろあらずだったのだが・・・
真司としても前回の二の舞は避けたかった。


・・・・・・


時同じくして。
朝のホームルーム前の恵理佳のクラス。
(・・・眠い、眠すぎるぅ・・・)
自分の机に突っ伏している陽那の姿があった。
真司の家から帰るときは元気だった陽那も、時間が経つにつれ、その眠さもいよいよ佳境に入って来ていた。
「・・・どうしたの?」
そんな陽那の様子を心配して恵理佳と霧月がやってきた。
机に突っ伏しているだけでは眠いのか体調が悪いのかは判断できないからだ。
「・・・いや・・・すんごく眠たくてさ・・・」
陽那も勘違いされては困ると自分は眠いだけだということを先に伝える。
「・・・何時も言ってるじゃない」
「馬鹿だなぁ・・・そんなレベルじゃないんだよぉ・・・」
霧月の冷ややかな突っ込みに対し、気力も無く反論する。
「・・・眠れなかったとか?」
確かに何時もとは若干様子が違う陽那を見て、理由を伺う恵理佳。
「いやさ・・・実は数時間前まで先輩の家に行ってたんだけど・・・」
「「・・・・・・え?」」
陽那の予想もしていなかった回答に固まる二人。
「朝帰りしたのなんて久しぶりだったから・・・眠くて眠くて・・・」
「「・・・・・・」」


1p545.jpg


二人は最早返す言葉も出なくなっていた。
「・・・ん・・・どうかした?」
「・・・ううん・・・?」
「別に」
何処と無く雰囲気の変化を感じた陽那の質問に心ここにあらずで答える二人。
陽那はそんな二人の言葉を鵜呑みにし、また机へ突っ伏してしまう。
陽那の能天気で鈍感な性格が災いし、結局二人は誤解したままになってしまったのだった。


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シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
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・けいおんは澪。


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