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試験的なイラストぶろぐ
試験的な何か。のイラスト、漫画専用ブログです。 知り合いからお前のHPは絵の感想が書きづらい。 と言われ、ブログ形式に移行。

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◇お仕事・依頼募集中◇

絵・イラストのお仕事、依頼を随時募集中です。
もしもあればお気軽にメール、メッセなどでお声掛けください。

その他、アイマス、東方、ボカロ、etc…などで企画、1枚絵、挿絵などで描いて欲しいという方が居れば、またはゲスト依頼なんかも上記と同じようにお気軽にご連絡ください。
お待ちしております~(´ω`)


この度、スティッカムに登録をしました。
イラスト製作過程などを配信していきたいと思いますので、宜しかったらお気軽にお越しください(゚∀゚)
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今更ですが、ピクシブのマイページもおまけにリンク先を明記しておきます。
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今までうpしてきたアイマス動画、ニコ動へうpしてきた投稿動画は、コチラのページに公開投稿動画として纏めてありますのでどうぞ~(゚∀゚)
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愛と友情の協力作品(´ω`)


以前からちょくちょく話していた絵茶でのお話。
そこではオリキャラを描いて、キャラメイクもどきをしています。
そんな時、だいぶ前の話ですが、ダガーさんちのみかんとウチのシンジが盛り上がり(´ω`)
色々と話が展開されました。
そんなとき、物書きダガーさんが
「こいつぁ、SSにするしかねぇぜ!うへへ」(脚色有
と、仰ったので、それじゃあ私はその時は挿絵描きますよ。となりました。
それから月日は流れ・・・今日、唐突に公開です(´・ω・)
東方成分一切無しのウチとダガーさんちのオリキャラ同士のSS。
身内以外にはオススメ出来ないかも知れませんが。
挿絵描くのは非常にいい練習になって楽しかったです。
そんなわけで気になる方は続きからどうぞ(゜∀゜)


あ、オリジ話は明日から予定です。

緩やかに頬を擦り抜ける一陣の微風。
全身でそれを受けながら、みかんは道を歩いている。
仰ぐように見た空の色は自分の髪と同じ色――夕焼けが広がっていたが、それももうすぐ黒が混ざってしまうだろう。



彼女はある男性の家へと向かっている。
数ヶ月前に恋仲になった、五つも歳の離れた男性だ。
出会ったきっかけは――さて何だったか。ただ、その時感じた気持ちは今でも鮮明に思い出せる。
あれが『一目惚れ』と言うヤツなのだろう。
その気持ちがあって彼に想いを伝える事ができた。そして彼はその想いをしっかりと受け止めてくれた。
歳の離れた子供の告白を真剣に聞いてくれるとは思えなかったから、それがとても嬉しかった。
――その時に彼が言ってくれた、あの言葉が思い出せない。
その言葉がとても嬉しかったのに、思い出すことができない。
とても酷いことをしてしまったような気がする。
あの時彼は、何と言ってくれたのだったか――

ここ最近はお互いに色々と忙しかったので、こうして家まで出向くのは勿論、会うのすら久しい。
歩く度に彼の家が近づいてくる。歩く度に彼に近づける――
そう思うと自然に歩幅が広くなる。
(会ったら、最初に何て言おう)
今こうして歩いている時間が惜しい。
今こうして彼の事を考えている時間が惜しい。
歩いていたはずの自分の身体は、いつの間にか全速力で走っていた。
次の角を右に曲がれば、彼が住んでいるマンションが見える――

「…あれ」
その曲がり角に辿り着く前に、みかんは足を止めた。
視界に小さく映っている動物の姿。
見覚えがある。
「森さん!」
彼が飼っている犬だ。
名前は――別にさん付けする必要はないのだが、不思議と付けずにはいられない。
とても毛並みがよくて毛深いので、触ればそれ相応の心地よさをこちらに提供してくれる。
まさに癒しの動物。種名は――思い出せない。うっかりド忘れした、と言うには数が多すぎる気がする…
そういえば種名以外で思い出したことがある。確かこの時間帯は森さんの散歩の時間だ。
今も森さんのすぐ傍に彼がいて当たり前のはずなのだが――
周りを見渡しても彼の姿は見えない。
「君のご主人様はどうしたんですか?」
と、森さんに聞いてみる。
…が、そんないきなり人の言葉を喋ってくれるはずもなく、代わりの返事はジェスチャーで伝えてくれた。
首を振る。それに連動して、首輪に繋がれたリードが音を立てて揺れる。
「……なるほど」
こうなった経緯は詳しくは解らないが、とりあえず、彼が傍にいない理由はわかったような気がした。
もう一度周囲を見回してみるが、彼の姿は見当たらない。
どうするべきだろうか。
恐らくは彼も見失った森さんを探して動き回っているだろう。
ここで待つべきか、それともこちらも探しに行った方が良いだろうか…

こちらが答えを出すより早く、答えは出た。

「いたいた。…ったく、先に行くなっつの」
「あ…」
「ん?…あ」
そこに現れた男性。
この距離で、みかんが彼の姿を間違える事は有り得なかった。
無我夢中で彼に飛びかかる。
「真司さんっ!」
「っと!…いきなり抱きつくなよ」
「だって…会いたかったですから」
「…俺もさ。久しぶりだな、みかん」
思ったよりも早く、彼との再開という大きな目的を達成した。
ほんの数週間ぶりなのに、もう何年も会っていなかったような気がする。
だが、目の前の彼――真司はやはり、前に会った時と何も変わっていなかった。
…冷静に考えれば、それも当たり前のことなのだが。
「真司さん、散歩の途中ですか?」
「ん、ああ……俺は面倒なんだがな」
1p399.jpg


仕方なく、と今にも言い出さんばかりの態度で彼は言った。
森さんは嬉しそうに尻尾を振っているが、真司は見るからにやる気が見受けられない。まるで水と油だ。
「…なら、私も一緒に行きましょうか?」
一緒にいられるなら何処でも構わない。すぐ傍に居れるだけでも、幸せを実感することができるから。
そう思っての発言だったが――
「……むしろ、後は任せた」
これだ。
どうやら本気で森さんの散歩が嫌らしい。
「…ほう?私と一緒に歩くのがそんなに嫌ですか」
「…いや、そういう訳じゃないんだがな?」
一緒に居ようとしない事に対する不満を乗せ、嫌味っぽく言ってみる。
真司はそれでほんの少しだけ焦ったような素振りを見せ、少し考えてから再び口を開く。
「そうだな、みかんが俺の代わりにこいつの散歩に行ってくれたら…
 久しぶりに会ったんだ。今までの分も補うくらいたっぷりと愛するぜ」
「やっぱりその類ですか…」
「不満かい?」
不満ではない。むしろ嬉しい事なのだが、それは当たり前なんじゃないかと思った。
折角の交換条件なら、普段やらないような事を提示したいところだ。
「…そう、例えば攻めと受けを交換するとか」
「いやいやいやいや。俺攻め。みかん受け」
即答だった。まさに阿吽の呼吸と言うに相応しい切り返しの早さ。
不満の溜息を漏らさずにはいられないが、仕方がない。
真司という人物がどういう者なのかは、付き合った頃に判明しているのだ。
そして、自分で自分がどういう者なのかも熟知しているつもりだ。
だから自分が彼の頼みを断るはずがない。断れるはずがない。
みかんは嬉しい気持ちを心の内に抑え、それを悟られないようにわざと大きく溜息をついた。
「……わかりましたよ。まったく…こういう所は相変わらずなんだから」
「すまないな」
「どういたしまして」
謝罪ももはや皮肉にしか聞こえない。
「じゃ、先に戻ってるからよろしくな」
真司はそう言うと、自宅に向かって早々に歩き去っていった。
背後から見た姿はどことなく足取りが軽く感じられる。
いかにも嬉しそうに見受けられるが、果たして嬉しいのは自分と会った事か、後の展開か――
――空しくなってきたので、その余計な思考を止めた。
とりあえず真司に頼まれた散歩を済ませてから、改めて彼の家に向かうことにしよう。
森さんのリードを握り、歩き出す。
「…さ、行こ。森さん」



公園、商店街、通学路…
周囲を一通り歩き回って、ようやくマンションまで辿り着いた。散歩終了だ。
森さんと一緒にマンションの階段を登り、彼の元へと向かう。
「楽しかったですか?森さん」
それに応えるように、尻尾をぱたぱたと振って懐いている。
ご満悦のようだ。
「ふふ、良かった」
それから暫くもしないうちに玄関前に着いた。
手に持っていたリードをもう片方の手に持ち替え、開いた手でインターホンを押す。
玄関の向こう側でピンポンと音が鳴り、その直後に足音がだんだんこちらへ近づいてくるのが聞こえる。
間を置かずに玄関の扉が開いた。
「よう、お帰り」
待ってましたと言わんばかりの満面の笑みだった。
扉を大きく開き、みかんを招き入れる。
「ま、遠慮せずにどーぞ」
「お邪魔します」
真司は玄関から一番近いキッチンへ寄り、手際よく紅茶の用意をする。
森さんはと言うと、家の中に入るなりリビングへと駆け出していった。
一歩踏むたびに首輪に繋がったままのリードが音を立てる。
散歩の後はいつものお気に入りの場所――ソファの端っこで丸まって眠る。
そんな事を思い出しながら、真司がてきぱきとキッチン内で動き回る姿を眺める。
「紅茶でいいよな?」
「ええ、お願いします」
「りょーかい。じゃ、先に部屋に行っててくれ」
「嫌です」
「は?」
真司が振り向くと、廊下に立っていたはずのみかんがすぐ傍まで近寄っていた。
目と鼻の先にある彼女の笑顔が視界からフェードアウトし、耳元で囁かれる。
「一緒に行くんですよ」
「…成程」

淹れたての紅茶が乗ったお盆をみかんに持たせ、真司は自分の部屋の扉を大きく開けて今一度みかんを迎え入れた。
無意識のうちに部屋全体を見回す。いつもならば足の踏み場も無いほどに荒れている部屋だが――
「今日は随分と綺麗ですね」
「…週一のチェック日だったからな」
たまにこういった具合に見違えるほど綺麗な時がある。
その日は決まって、その午前中に彼の従兄妹であるエリカという女性が『ちゃんと生活しているか』を確認するために
週に一度訪ねてきて、彼の代わりに家事をしてくれているのだ。
以前会った時に『これでも彼女なのだから自分がやるべきだ』と彼女に直訴したことがあったが、
彼女は苦笑しながら『元々は兄がいけないんだし、そこまでお世話になってしまったら兄がつけあがる』と
言われて断られたのを思い出した。
「どうした?」
「いえ…その、久しぶりだから…何を話せばいいか迷っちゃって」
お盆をテーブルの上に乗せ、自分の分のティーカップを取る。
縁に口付け、紅茶をほんの少し喉に通す。淹れたてなのでとても熱い。一気にたくさん口に含めば火傷は必至だ。
真司はその様を見て苦笑しながら、みかんの言葉に答える。
「いつも通りでいいと思うぜ?」
「…いつもどおり?」
「おう。些細な雑談、昨日あった事、俺の事やみかんの事……会話の種はどれでもいいさ。
 みかんとなら、何を話しても楽しいしな」
いかにも彼らしい答えに少し安心を覚える。
「…何か変な事言ったか?」
「いえ、真司さんらしいなぁって」
「そりゃどうも」
自分の顔から笑みがこぼれているのがわかったのは、彼の言葉に答えた直後だった。

それからいろんな話をした。
会えなかった間の出来事や真司のバイト先の事――会話の表題は次々と変わっていき、それだけ長い時間が経った。
彼と――真司と同じ時を過ごし、たくさん話をして、一緒に笑っていられる時間がどれだけ嬉しいだろう。
「――でさ、あいつは可愛いもの見るとすぐ撫でたがるから…」
その反面、絶えず不安がつきまとう。
――一体いつまで、こんな幸せな時間を送ることができるのだろう?
「…みかん?」
気がついたら自分は俯いていた。それが気になったのか、真司が声をかけてくる。
「…変な事、聞いてもいいですか?」
「どーぞ」
顔を上げず、そのままで――今にも溢れんばかりの不安を言葉にして、ゆっくりと吐き出す。
「…どうして、『今』の私なんですか?」
「?」
真司には男女問わず、誰とでも仲良くなれるスキルがある。だから女性と話をすることも少なくない。
それ故に、みかん以外にも真司を好いている、彼と歳の近い女性も少なからずいる。
普通ならば、そういう歳の近い女性と付き合うのが当たり前の事だと思っていた。
それなのに何故、彼は五つも歳が離れて――しかもまだ十三歳である自分を選んでくれたのだろう?
「ああ…成程。つまりみかんは『俺が子供と付き合ってるから周りの目が気になるんじゃないか』…
 そう思って心配してくれてるんだな?」
「これからもずっと同じ歳の差なら…わざわざ今じゃなくても、私が成人してからでもいいわけですし…
 ……それに、それだけ時が経っていれば…私よりも、もっと真司さんに相応しい人が見つかっているはず……」
「なあ、みかん」
真司がそっと、後ろから抱きしめてくる。
まったく気付かなかった。俯いていたから気付かなかっただけだろうか。
彼が、耳元でそっと優しく囁く。
「みかんは、俺が嫌いか?」
「……そんなこと…ありません」
「なら、それでその話はおしまい」
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どうにか真司の顔を見ようと、首が曲がる限界まで振り向く。
辛うじて、申し訳程度に彼の顔が視界に映る。
真司もみかんのしようとしている事に気付いたのか、みかんの視界にきちんと映るところまで顔を出してくれた。
「誰かを好きになるのに理由なんていらない。それはみかんがよく知ってると思ってたけどな」
「……っ」
なんだかやけに恥ずかしくなってきた。
「それに、みかん…」
「…あ…ん……」
真司の唇が、ほんの少しだけ自分のと重なった。
どのくらいの間そうしていたのかなどと、急な事に対応できない思考が考えているはずもなく――
その一瞬だけ全てを考えるのもやめてしまっていた。
気がついた時には、彼の顔が目と鼻の先にあった。
「…愛に歳の差なんて関係ないさ」
「あ…」
そうだ。
この言葉だ。
あの時――告白を受け入れてくれた彼が言ってくれた言葉。
「…真司……さん」
涙が出ていた。
さっきまで確かにあった不安が涙となって外に出て行き――身体全体が嬉しさで満たされていく。
ゆっくり、優しく――真司がみかんの身体をベッドへと押し倒す。
「年下なんかじゃない、一人の女性として…みかん、お前を抱くよ」
「……はい」
真司が涙を指先で軽く拭い、再び唇を重ねる。
さっきと同じような触れる程度のキスから、次第に舌を絡め合う。
「ん…」
舌が蠢き、互いの唾液を交換しあいながら、真司が服の上から胸を触ってくる。
「…ん…ふぅ」
たかだか十三年で彼が満足するような大きさに育っているかは自分の知るところではないが、
それでも充分だと言わんばかりに、優しく撫でまわす。
その大きな手への抵抗などは全く頭になかった。ただその様を眺めながら、少しずつ流れる快楽に身を委ねる。
やがて、どちらからともなく二人の唇が離れる。
互いの舌と舌に、唾液でできた橋が架けられていた。
「あ…はぁ……っ」
「服、脱がすぞ」
彼の言葉に答えるように、首を縦に振る。
真司は丁寧にみかんの着ている衣服を脱がしていき、みかんの白い肌が次第に露になる。
「…相変わらず、綺麗な肌をしてるな」
「…っ」
服も、下着も――みかんを纏うものは何もない。
生まれたままの姿で真司の前に横たわるみかん。
真司の視線が刺さるのを肌で感じ、すぐに恥ずかしくなり――
次の瞬間には、自分の両腕で胸を隠していた。
「…恥ずかしいか?」
当たり前である。
全てをさらけ出すだけでも恥ずかしいのに、そこに彼の視線が混ざり合ってしまっては耐えられるものではない。
今だ成長の途中なだけに、身体のラインにも自信はなかった。
「……こんな子供の胸じゃ…」
「まーだ言ってる。そんなの気にしたりしないさ。折角の綺麗な胸が…勿体無いぜ?」
「…うう」
彼のその言葉が嬉しくもあり――また余計に恥ずかしくなってくる。
意地悪そうな笑みを浮かべながら、彼が再び口を開いた。
「何なら、揉んで大きくしてやろうか?」
「……ばか…」
自分の顔が真っ赤なのはもはや疑いようがない。
無限ほどにも感じる時間を少しずつ使って覚悟を決め、おずおずと、両腕を開いていく。
小ぶりな胸が、改めて露になっていく。
「…これで……いいですか?」
「ん、上出来だ」
ほんの少しの勇気へのご褒美か、真司の手が直にみかんの肌へ触れる。
「ひゃ…あっ」
冷たかった。
いや、自分の身体が熱くなっているのだろうか。
だが、もはやそんな事を考える余裕もなくなっていた。
襲い来る羞恥心を必死に抗うのと少しずつ増していく快楽を受け入れるので精一杯で、
それ以外の事は何も考えられない。
そうしている間にも真司は手を止めることなく、みかんの身体全体を慈しむように撫で、舌でなぞり、
絶えずみかんへと快楽を送り続ける。
「…っ……ぁ………あ……っ」
真司が送る快楽を、もっと感じていたい。
それは目を閉じることで意識を身体へ持っていけば簡単にできる事だった。
みかんがこちらを見ていないのをいい事に、真司は指先を胸の先端へ持っていって突起を軽く摘む。
「ひあっ!?」
瞬間、みかんの身体が大きく仰け反る。
身体全体に流れ込む快楽の量は先ほどの比ではなかった。
「ここも相変わらず…だな」
「~~っ」
言葉と同時に、もう片方の手をみかんの下半身――太腿から内股へと滑らせる。
「っ!?あっ…ふ…」
不意の攻撃に備えてなかったみかんは、もはや人形のように仰け反り、喘ぐしかできなかった。
その指先はすぐにみかんの秘所へと辿り着き――そこで閉じている割れ目を少しなぞる。
すぐにそこから指が離れ、その手を互いが見える所まで持ってくる。
なぞった指先が、まるで蜜をすくったかのように愛液を纏っていた。
「…こんなに濡れてるな」
「…言わな…ぁ……」
あまりの恥ずかしさに、思わず両手で顔を隠す。
真司は再び指先を割れ目にあてがい、みかんの中へと沈めていく――
「んっ…あっ…!」
新たな快楽が、みかんの下腹部から全身に行き渡る。
自分の中で、彼の指が意志を持っているかのように動き回る――
声が漏れそうになり、思わず顔を隠していた両手を今度は口へ持っていく。
「……っ…っ!」
声を必死に我慢していたが、今度は自分の艶かしい声の代わりに水気のある音が聞こえてくる。
指が出入りする度に、愛液が溢れ出て、それが絶えず音を立てる。
「恥ずかしがらなくてもいいって…のっ」
声を我慢しているのを察した真司が、優しさか――それともただみかんの嬌声を聞きたいだけか。
指を引き抜き、また割れ目へあてがい、今度は一気に奥まで突き入れる――!
「!!んっあ…!ひゃぁ…あっ!!」
我慢の限界を軽く凌駕し、身体全体が快楽の衝動に貪られる。
「我慢は身体に良くないぞ?」
奥まで入れるだけでは飽き足らず、深くまで挿れた状態から更に指を動かし、みかんを侵略していく。
「あ…んぁっ!しん…じ……さぁっ…!だぁ…め……ぇっ!!」
全身が火照り、快楽がじわじわと脳まで登る。思考もままならない。
真司になすがままにされている事以外が何もわからなくなり、ただ艶かしく喘いでいるだけになっている。
真司も両手を使い、片手でみかんの中を、もう片方で胸をまんべんなく刺激し、攻撃を止めない。
みかんは限界まで達していた。
「あ…っぁ……っ!も…ぉ……っ!!イっちゃ……ぁっあ……ッ!!」
「はい、ストップ」
「!?っはぁ…ぅ」
突然、真司の手が動くのを止める。
何が起こったのかもわからず、ただくたっとしながら息をするだけ。
焦点もおぼろげになっていて、自分で何処を見ているのかもわからない。
身体のむずむずが止まらない。
真司がまた意地悪く愛撫を止めたのか、と辛うじて思っていたが――どうやら違うようだ。
「…その、なんだ。俺もそろそろ我慢の限界だ」
手際よくズボンとトランクスを脱ぎ捨て、下半身を露にする真司。
男性特有のいきり立つそれを、充分に濡れそぼっているみかんの秘所へあてがう。
「…いくぞ」
何も言わずに頷き、侵入してくるモノに備えてできるだけ大きく息を吸う。
みかんの準備が整ったのを確認し、真司の先端が少しずつみかんの中をこじ開けていく。
「ぁ……く…っ」
挿入に合わせて呼吸をする。
思ったよりもずっと大きいのか、それともこちらの方が小さかったのか――
みかんの中は隙間なく、まるで燃え上がるように熱い竿をしっかりと包み込んで絞めている。
膣内が、彼のその形の通りに開いているのがわかった。
「…大丈夫か?」
「…ん…ふう…っ……な、なん、とか…」
言葉を出すのもやっとという感じだ。
子供を産む時もこういう感じになるのだろうかなどと、わかりもしない事を飛びそうな意識の中で考えてみる。
そんなわずかな余裕も、下腹部に感じる火傷しそうな程の熱気と、
絶え間なく送られてくる快楽によってことごとく潰されていく。
「動くぞ…」
真司が指示を出し、それから彼が中を侵略し始める。
「…んぅ…ふぁ……んっ、あ…っ」
溢れ出んばかりの愛液が潤滑油となり、出し入れは労しないものの――
やはり大きさの違いか、時々引っかかったりしてなかなかスムーズに動かせられないようだ。
「…さすがに…ちっときついか?」
みかんを心配する真司。
みかんはやはり苦しそうにしていたが、彼を離さないように、ぎゅっと抱きしめてくる。
既に呂律も回っていない、みかんの猫撫で声が聞こえてきた。
「…やめな…ぁっ…ぁ……この、まま………んっ」
「…了解だ」
ペースが上がり、出し入れする速度が徐々に増していく。
肉のぶつかり合う音、淫水が乱れ、はぜて、二人の荒い呼吸が部屋中に響き渡る。
「んぁっ…!ふぁあ…ぁっ!!」
「…っ、みか…ん…!」
もうどちらも思考がまともに働いていない。赴く本能のままに貪り、貪られる。
真司がみかんの奥を征服し、みかんも負けじと、無意識のうちに膣内を更に絞めて刺激を送る。
だが、そんな意味のない競い合いは早くも決着がつくようだった。
「ぁあぁっ…っぁ、ぁ…ごめ、な…さぃぃ…っ、わた…しっ、も……だめ…ぇ」
みかんが再び限界まで駆け上がる。
「なら…一気に行くぞ」
真司の方も悪戯をするほどの余裕が残っていないらしく、共に絶頂を迎えるべくスパートをかける。
「あっんあぁ!…っふ、やぁ…あぁうっ!!」
「く…みかん……っ!」
もはやこの快楽に抗う理由も意味もない。
意識を、自分の中で暴れるように蠢く肉棒に集中させる。
先端が何度も奥まで届き、快楽が直に脳を支配していく――
「しん…じぃ……ッ、ぁ……ん………しん、じひゃあ、ああぁっぁ――!!」
快感が身体を突き抜け、これが自分の声なのかと疑いたくなるほどの嬌声を上げる――
それとほぼ同時に自分の中の熱い竿が一回り大きく膨らみ、それを感じた真司はすぐさまみかんの身体から引き抜く。
「っく……ぁっ」
1p397.jpg


熱い塊が、みかんに容赦なく降り注ぐ。
行為もご無沙汰だったせいか、いつもより量が多い。
残らず搾り出したらしい彼の竿の先端と自分の下の口とが白い糸で繋がっていた。
「ふ…ぅ……」
まだ足りていないのか、意志とは無関係に身体が絶頂後の快楽を貪っている。
「…早かったな」
真司がまた、意地悪そうな笑顔を見せる。
肩で息をしながら、わざとらしく膨れっ面で言葉を返す。
「……寸止めしたのは誰ですか…」
「さて、誰だったかな」
「…もう」
また恥ずかしくなってきた。
そんなこちらの心境もお構いなしに、真司はみかんの身体を軽々と持ち上げる。
「じゃ、第2ラウンドといくか」
「ちょ…私、まだ余韻が…」
残った力を振り絞って必死に抵抗しようとするが、身体が思うように動かせない。
なすすべもなく、再び真司の思うままに身体を弄られていく――



「…う……ん」
頭がぼーっとする。
横になっていた身体をゆっくり起こす。いやに身体がだるい……
「…お、起きたか」
すぐ近くで真司の声がして、それでようやくはっきりと意識を取り戻した。
「あれ……私、いつの間に…」
どうやら気絶していたらしい。
最初の絶頂の後、間髪置かずに2回戦が始まったのは覚えているのだが――
「2ラウンド目が終わった途端にぱたっと倒れるから驚いたよ」
真司がその時の様子を説明してくれて、それを聞いてまた恥ずかしくなった。これで3度目だ。
両手で顔を隠すと、手に熱を感じた。――自分で言うのも何だが、とてもわかりやすい。
「…激しくやりすぎたか?」
「いいえ、大丈夫ですよ。…とっても気持ちよかったです」
顔が熱いまま、真司の小さな心配を払おうと笑顔で言葉を返す。
それで彼も笑顔を見せてくれて、直後にみかんを再び押し倒した。
「そりゃ良かった、じゃ…」
「ふぁ…っ」
そのまま覆い被さるように、三度目のキス。
唇が重なり、舌が絡まって唾液を交換し合う。
「…ん…っふぅ」
どちらからともなく舌が離れ、そのまま抱き合って互いの体温を全身で感じる。
みかんのすぐ傍には、確かに真司が居た。
「約束通り、今までの分も…今まで以上に愛するぜ?」
「……はいっ」

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プロフィール

シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
・アイマスでは千早一筋。
・けいおんは澪。


◇mixi(http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1342834 )
◇メッセ(nanp728あっとhotmail.com)
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